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季刊/凹みスタディ

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2014年 05月 13日

もっと!   英語で言うと More!

5月になりました。
落ち着いて過ごせています。

さて最近は走っているので足に筋肉がついてきた。
少しずつ足がキリッとなっていくのが嬉しく、(今までは細すぎた)
時々、鏡の前でポーズをとってみとれている。
もちろん裸かパンツなので、あやちゃんにみつかるとひやかされるし、
お尻もつねられるのではずかしい。
(冒頭からいったいなんの話しなんだ?)

そうだこう言いたかったんです。

体を大切にしましょう。

4月箇条書き

今取りかかっているのは、1つの凹みをしっかりといろんな角度から研究すること。
畳み方によっていろいろな完成形の可能性が出てくる。
なんてそんなことわかってはいたのだけど、なかなかぐっとまとめて向き合う時間は今までつくって来なかった。(時間をあけて同じ凹みから何度もつくっているシリーズはあるけど、これだけまとまった時間でやるのは初めて)
ひとつの彫刻でやりたいことをやりきるようにし、次にとりかかる彫刻は全く違う要素を狙う。
中途半端にいろんな要素をひとつに盛り込まなくてすむし、目標も明確になる気がする。
なんだか今までになかったものが出てきそうだ。
そしてそういう時はなんといってもドキドキ楽しいものです。
そのうち見せられると思います。


ケルンで泊めてもらっていたカイとベアントの生活は本当に豊かなものでした。2人とも忙しいのだけど、暇をみつけては庭をいじってみたり、
ある朝起きてみるとカイがルバーブのジャムを煮込んでいたり。
ちょっとしたことでこんなに生活が豊かになるものなのかと。

すっかり影響されたけんは、ベルリンに戻り

新しく直ったオーブンに凝りはじめる。
(何度も見にきてもらったのに、工務店の人が来た時だけ調子の良くなる、たちの悪いオーブンだった)

栄えある最初のメニューは、
ラム塊肉のグリルでした。
そして
アイヌネギやほうれん草のキッシュ。
得意技七面鳥のグリル。
ビーフシチュー。
(字にすると濃そうなものばっかりだな)
などなど、これで少しはあやちゃんを労えたかな。
(札幌、バルセロナ、ケルン、ロッテルダム、全ての局面において身を粉にし、すごい量の凹みを切り抜いてくれてます)
そして彼女はおだて上手でなんでもおいしい、すごい、と言ってくれるので、ぼくなんかはすっかりシェフ気分に浸っています。

スペインから戻り、
今度はケルンへ。
ハンブルグのみきさんとアートフェアでの展示。
それぞれがそれぞれの力を発揮し、いい展示になった。
次は次で目指すけど、現時点ではこれ以上ないかも。

それとは裏腹に、人が見に来ない。
まず来ない。
こんなに寂しいフェアは初めてだった。

でもみきさんが難しい状況にもかかわらず最後まで粘って結果をだしてくれた。感謝です。

今は純粋にもっといい彫刻がつくりたくなりました。
いいものであれば、どんな状況でも打開できるはずなのです。


凹みスタディ 公式ホームページ
kenichirotaniguchi.com

by hecomi-study | 2014-05-13 00:44


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