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季刊/凹みスタディ

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2020年 05月 26日

オーロラとやさしさ(無いものねだり)てへぺろバージョン

さて、春もすっかり馴染み、
これからは少しずつ夏に向かっていきますね。


3月の香港、東京のアートフェアが中止になる。
新しい試みの発表機会でもあったし、
こんなこともあるんだ、とは思った。
でも、
まぁ、真っ盛りだし、しょうがない。

もっともっと、作品制作に時間をかけたい時だったので、
ちょうどよかったのかもしれない。
そう言い聞かせておこう。

アートフェア用の彫刻、
何が新しい試みか、わかるでしょうか?
オーロラとやさしさ(無いものねだり)てへぺろバージョン_a0144713_00274783.jpg
目の玉をつけてみましたー。




マンハイム個展。
本当にこんな中やるのかヨゥ、と思ってたけど、
3月6日無事にオープニングを迎える。
すでにコロナがドイツに上陸し、いよいよ猛威を振るい始める数日前。
それでも、結構たくさんのお客さんがツラ〜としてやって来てくれた。
人によっては、すごく近づいて(30センチくらい)話し込んでくるので、こっちが怖くなる。
でもこんな状況を一緒に乗り越えることで、ギャラリストのセバスチャンやヤンとも随分と心が通い始めた気がする。


移動の電車とかも、なんとなくざわついてて気を使うし、すっごく疲れた小旅行ではありました。

写真、マンハイムの凹みから作った彫刻
オーロラとやさしさ(無いものねだり)てへぺろバージョン_a0144713_00290993.jpg


フィンランド。
さぁ、ベルリンに戻った翌日、
今度はフィンランドへ出発!
こんな時期に大丈夫だろうかと思ってたけど、
こっちもみんなツラ〜としてて意外。

今回は、オーロラを見る、それだけの旅。

フィンランドの北の果て、なーんにもない、ラップランドに5日間も滞在する。(長いし絶対見れるはず)
あと、ヨーロッパでの運転とレンタカー、両方デビュー。(とてもうまく言った)

氷点下の夜に、凍りついた湖の上で星空を眺めながらフィンランドウォッカを飲んだり、
フィンランド風サウナの後、裸で凍てつく外に出たり、
天井ガラス張りのコテージでオーロラを待ったり、
歩くスキー、人生初体験で転びまくったり、
美味しい郷土料理を、もりもり頬張ったり、
雪にズボズボ埋まりながら行軍したり、


こんなに楽しく、おもしろ可笑しく、旅行したことが生まれてこのかたあっただろうか。旅をしてまたここに来たいと思えるのも久しぶりだ。

なーんにもない、と思っていたこの地、ラップランド。
でも実はぜーんぶ、あったのかもしれない。

そして美しい星空や、月明かりに恵まれて、、、

これはある意味、奇跡的に、
オーロラ、
見れませんでした!
(明るいと見えないそうです)

てへぺろ。

(使い方を間違えている気がする)
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ベルリン。
さて、コロナ渦。
ふーぅ、それにしても困ったものだ。
なんだかねぇ。

誰を責めたって仕方ないんです、こういう時は。(いろいろなメディアさん)
みんな、一生懸命、それぞれの人生で初めてのことに必死で、手探りで対処してるんだから、
もう責任探しや、間違い探しとか、煽ったりとか、ギャーギャーとか、しなくていいんじゃないかな。

そんなくらいなら、初心に帰ってもう少しだけ自分を見つめ直すとか、
自分探しをしてみる方がずっと意味があると思う。

もういい加減大人なんだから、パニックは各自、自身の中で解決できるようになりたい。

といっている僕こそ、スーパーにトイレットペーパーが2週間ぶりに入って来たときに、
店内をダッシュして店員さんに怒られている当本人です。

てへぺろ。

(こんな風に使いたい)



そんな中、細菌の僕は、、、、、、

いや間違えた、

最近の僕たちは、
山にこもった隠者のように、広島と長崎の街彫刻に取り組んでいます。

夏にオランダのライデン市で始まる、原爆をテーマにした展覧会に出品依頼されたものです。

ただ、その悲惨な悲しい歴史を表現したい、思い起こさせたい、という気持ちはありません。
両市が奇跡的に成し遂げた、見事な復興、その過程には想像以上の苦しみと、
でも、そこにはまた、希望に向かって進んでいくという活力もあったはず。
現代の広島と長崎の街の形をモチーフに、
観る人にそういった活力や何らかの明るい熱を感じてもらえる彫刻にしたい。

両市の経験、ゼロからの復興の苦労、努力を思えば、
こんな暗いご時世でも、何だか勇気付けられる。

いや、正直、何度も勇気付けられています。

っていうか、それに比べれば、
まだまだびくともしません、できません。

人間ってやっぱり本当は強いよな、
なんだかんだ言っても人間っていいもんだよな、
と思えている自分に気がついた。

このパニックが落ち着く頃、
世界は今より素敵で、やさしくなっていると思う。

少なくとも僕はやさしくなれそうだ。





バイバイ、四十肩。(あやちゃんの献身のおかげです)
慌ただしくて、忘れていたが、いつの間にやら四十肩が治ってきた。
もーう絶対になりたくないし、他の怪我も嫌なので、ぜーんぶひっくるめて徹底的に鍛えてやる。
覚悟しとけよ、僕の体!
と、、、
張り切ってましたが、
肩の時期も考えず、無理して懸垂してまた痛くなる。
というオチです。

あとベアフットランニング(裸足か、極めて裸足に近いクッションなしの靴で走ることで足が本来持っている野生の機能を取り戻す)を始めてみて楽しくて、わーいわーいとスピードを上げ、、、、
あれ、あれ?

やっぱり足を痛めました。
(最初はスピードを上げるなと、あれだけ店員さんに忠告されたにもかかわらず)(牛乳をいっぱい飲んだら数日で治ったけども)(なぜか彩ちゃんだけは、この裸足のような靴にとても早く慣れてしまった)(野生的?)

あと今年から初めて花粉症になり、
痒くて目をいじってるうちにものもらいができた。
ちぇっ、よくもまぁ、次から次へと支障が出てくるもんだ。
やい、やい、左の目ん玉、アビガンでも打ってやろうかっ。


へへへ、とは言っても、
春で
気持ちよくて、
ボワーンとしてきて、
お花も綺麗で
何だかどうでもよくなる。
いやー人間って弱いねぇ。
いやーお酒はうまいねぇ。


やべ、ここらでひとつくらい意志の強そうなところを見せておかねば。
(彩ちゃんの両親に読まれたらかっこ悪いし)

なんかあったけな。

そう、タバコをやめて一年が過ぎました!
去年の4月1日から始めたのだけど、(どうみてもエイプリルフール)
嘘にならなくてよかった。

何がいいって、まあ楽チン。タバコのことを考えずに済むっていうのが一番大きいかな。

こんなストレスの溜まる時世に、一本も吸わずケロッと乗り越えられたのだから、もうこれからも大丈夫だろう。


本当に嬉しいな。こんなに嬉しいとは思わなかった。

いい夫でしょう?

# by hecomi-study | 2020-05-26 00:43
2020年 01月 02日

放蕩トナカイ達の帰還



あけましておめでとうございます。
今年2020年も皆様に凹みが訪れませんように。
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新しく僕の家来になった8匹のトナカイ。
クリスマスまでに我が家にやって来るはずだったのですが、何せ到着が押しに押し、こうして新年の挨拶をすることになってしまったのです。(わかっていますよ、今年はネズミ年)

うん、失礼な言い方だけど、この軍団、確かに、あまり、有能な、機敏そうな顔はしてませんよねぇ。いかにも遅刻しそう。。
どさくさに紛れて、牛や羊、果ては水牛っぽいのも混じってる気がするし、チームワークも苦手そう。

でもとにかく、皆さまに挨拶させるため、
一生懸命作ったので見逃してやってください。



さてさて、
今年の抱負は?

ホームラン20本。 おー!すげぇ
打率2割 えー!少な
打点20 ミニマムゥ!

そう、トリプル トゥー です。
何でも少なめに見積もるのが一番、
楽するコツです。



2019年
楽しかった中国での滞在も終わり、
あとはベルリンのがくーんと暗い冬を乗り越えるばかり。
長い間、更新されないブログではありますが、なんとか元気でございました。
自分の頭にあることをだだ流ししているだけですが、それでも後々自分で見返してみると、結構面白くもありこれからも続けていくつもりです。


さて2019年のハイライトは3つあります。
成都
禁煙
四十肩



それでは中国、成都市での二ヶ月の滞在を振り返ってみます。

手こずった到着。
成都の空港着、
さぁここから、二ヶ月間の住処を目指す。
想像をはるかに超える大きさ。
人口は1600万人ですって。(人口を一概に比べるのは危険ですが、相当な人口です。ちなみに僕がいるベルリンは400万人、東京都では1300万人くらい)

言われていた住所に着いてみたら、林立する巨大な高層マンションと、巨大ショッピングモール、地下鉄の駅などに囲まれている。
広すぎてどこが待ち合わせ場所か全くわからない。番地やヒントもないし。いやありすぎて分からない。

結局、僕らのお世話係アンランと合流するのに2時間。
本当に申し訳なかった。

さて、我々、中国に来るのは初めて。
偏りがちな、中国についての情報しかなかった僕たちですが、
いざ生活を始めてみると、
何だか固定概念が覆されていきます!

老若男女、貧富などは違えど、何だかみんな希望に満ち溢れている。
何だか眼がキラキラしているぞ。
挨拶しても何だか超素敵な笑顔が帰って来るし。
言葉が喋れない僕たちにも、何だかとても人懐っこく接してくれる。
ううーっ!何だかテンション上がるぅ。


そして、成都と言えば四川料理、もうー、本当に、とんでもなく、美味しい!
一に惣菜、二に社員食堂、三四は家飲み、五に近所にある無数の食堂。
何をどう食べたってすごくおいしい。
こんなにも美味しいんだ。
僕は凹みを探すという職業柄、40カ国以上に出かけたことがありますが、
ちゃかちゃん、
今の時点で、ダントツ、圧倒的トップです!(中華料理というより四川料理に限っての話です)

少しでも伝わってくれたらな、ということで以下がそのごく一部です。

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ふぅ、うまかったぁ。
でも、何と言ってもこれに尽きる。
アパートには3組のアーティストが共同で住むのですが、
一緒に住んだ同輩には本当に恵まれました。日本の美術家、Uさん。と最後の数週間はMさんも加わっての共同生活。他人との共同生活の経験が少ない僕なので、最初は緊張するのだけど、とにかく気持ちよく気を遣ってくれるのです。
もちろん僕も、パンツでウロウロしないよう、上下からガスを出さないよう、少しは気を遣いましたぜ。

将来また、展覧会でご一緒しましょう。


都江堰
紀元前200年以上前に造られた古代水利施設。現存する世界最古の灌漑事業として世界遺産に登録され、なんと現在でも、しっかりとその役割を果たしているのだからすごい。。
この地形を利用した都江堰の灌漑施設は、冬と春の農業用水の不足と生活用水の需要に応えるだけでなく、夏と秋に起こる洪水から街を守ったのです。この古代の知恵が、四川盆地、そして成都市を限りなく豊かな都にしたと言われているほどです。

へぇー、こんなところの凹みが欲しいなー、ということで暇を見つけて行ってきました。
簡単な山歩きハイキング気分。露天で買い食いしたり、まぁー、タラタラ歩いていると、あら、いかにも威厳のありそうな、古木が。なんだかそこだけ空気が変わっている気がして引き寄せられていきました。。
その木の根が地表に表れようとするところに、あった、あった、なんとも奥ゆかしい凹み。
けんあや共に、一発OK、早速トレースを始める。
早速人懐っこい方達が集まってくれる。温かく見守ってくれました。

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スタジオ。
僕らの仕事場は美術館の展示会場内の一部屋でした。
美術館、そしてその周辺地域が大規模な改修(新築もたくさん)中だったので、まだ仮のスタジオでした。
まーとにかく暑くて騒がしい部屋でした。
ドアというものがないので、ふと気がつくと誰かが僕らの作業をじーっと見てたりとか。結構ビビります。
騒音もすごく、時々、苦行のように感じました。

それにしてもこのプログラムではよく働いた。
今までに、いくつかのレジデンスプログラム経験はあるのだけど、
ここのプログラムはいい意味でしっかり盛り込んでくれました。
ワークショップ、カタログ、凹みマップ、公共彫刻プラン、個展、交流会、プレゼンテーション、スタジオ訪問、執筆、ミーティング、そしてもちろん毎日びっちり制作があります、そんなに詰め込まないでよ、と言いたくなることもありました、正直。
一番大切な制作の時間、を確保するのがもーうとても大変。(スタジオは10時から5時までしか使えないので)

写真はワークショップ風景と完成した凹みマップ、個展。なぜ、子供に囲まれることが多いんだろう?
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滞在、終盤はまぁ体がガタピシ言いそうだったし、頭もクラクラするくらいいろいろやることがありましたが
でも、後からいろいろ考えて、総合してみると、
やっぱり、
百点満点、最高のアーティスト・イン・レジデンスでした!
誰にでも胸を張って勧められます。




えっへん、四十肩。
職業病でもあるし、中国での無理がたたり、四十肩になってしまいました。
多分、程度で言えば少し重めかな。
決め手になったのが、全ての工具、素材、諸々を詰め込んだ数十キロの荷物を、長い間運ばなければいけなかったこと。ベルリン以外で何かを作りたければ、それなりにリスクは負わなければならないんだな。って、いつも思い知らされるんだけど、一年くらいしたら忘れちゃってね、
またすぐ、外国でのプログラムに応募しちゃうんですぅ。

しかしこんなにきついとは思わなかった。
変な動きをした時の痛みもすごいけど、
一番は夜、寝られないことかな。
痛くない姿勢を見つけるのが難しく、一晩で10回、20回くらいは目が覚めて体勢を変えなくてはいけない。それが7月から続いています。
なんだかずぅーと眠い日々です、慣れてはきたけど。

ジョギングとかリフティングの動きだと痛くないのでそういう運動は、なんとかいつも通りできています。



えっへん、禁煙。
何と言っても我が人生における最も有意義なこと!

10ヶ月目に入りました。
2019年4月1日から、(なんでこんな嘘くさい日に始めたのだろう?)
今日まで一本も吸っていないのです。
自分でもびっくり。
彩ちゃんにも、けんちゃんは本当に意志が強いね、と見直されました。
(まぁ、意志が強い人間はそもそもタバコを吸い始めないんだろうけど。)

自分が、アフタヌーンティーにどの種類の紅茶を飲もうか、楽しみにしている日が来るなんて、ちょっと前の僕は考えてもみなかった。

あと、これは制作についての心構えともリンクしているけど、多分、集中力、忍耐力、が続くようになったと思う。
選択肢を前にして、大事な判断が必要な時に逃げなくなった。
いろいろ頭の中で考えを進めていく時にも、途中で諦めなくなった。(どんだけ弱かったんだ)

あと、ポジティブな精神状態でいられることが、より多くなった。
歯も目に見えて白くなってきたので、にっこり笑うことが楽しくなった。

タバコを吸わない人は、一体何を心の、日常の支えにして生きているのだろう。そんなことがどうやったら可能なんだろう。
ってくらい極端な考えを持っていたけど、
いやいや、タバコを吸わないですむことがどれだけ自由なことか。
なんか、とっても楽チン。
いろんな制約から解放されたことが、
自分が本当の意味で、縛られない、自由の身になれたことが、今、とても嬉しい。



制作。
本気で作品を高めるということ。
いつも言ってるけどなかなか身にならない。
難しいなー。
でも
もう言い訳とかもやめよう。
こんな素晴らしい環境で、いい作品を作れなかったとしたら、
一体いつ作れるんだい?

家族もみんな元気、融通のきく時間はたくさんある、体も精神もますます健康(肩以外)、経済的にもなんとか落ち着いてきたし。
前にも書いたけど、一点一点にかかる時間はどんどん長くなっています。加工技術、スピードは格段に上がっているのにも関わらずです。とにかく、知恵を絞ったり、一番いい選択肢を選んだり、探したり、解決方法を妥協しなかったり、そういうことに時間がかかるようになってきたのかな。
すっごくいいことです。
この調子でもう少し続けさせてください。



凹みチャート
最後なりますが、ここ最近始めた、
えっへん、ザッ凹みチャートです。
というか、凹み彫刻の経過をビジュアル化するために、彩ちゃんが始めました。

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凹み彫刻を始めて20年、
ただただ、抽象彫刻を作ってきました。
僕にとっては形を探る当然の行為なのですが、
ただそんな抽象的なものを観せ続けられてもねぇ。
せっかく観てもらえるのであれば、少しでもこちらがとっかかりを用意しないと。作品に魅力を感じてもらいたいなら、こちらからも努力しないとだめだよな。
と、思うようになりました。

そこで数ある彫刻を、各時代で探りたかった形の系統別、少しずつ進化していく過程、変化のきっかけになった作品のピックアップ、技術革新後の形の変化、などいろいろな視点から分布させてみる、ということにトライしています。
最初はたりぃたりぃ、と嫌々付き合っていましたが、だんだん系統化が進んでいくと、ありゃいろんな発見が気持ちいい。

いつか、の話ですが、考えや分布がしっかりまとまったら、
大判の印刷物として発表したいと思っています。



# by hecomi-study | 2020-01-02 01:05
2019年 06月 24日

ララバイスモーク

5月、いやもう6月でしょうか?


さあ、我われ凹み軍団(夫婦)、
何を隠そう、今現在、中国は四川省、成都市に滞在しています。(5月中旬から7月中旬まで)
A4美術館というところが主催するアーティストインレジデンスプログラムに招聘されました。(紙のフォーマットみたいな名前。。。)

成都市の街彫刻、そして凹み作品の方もやってみるつもりです。
成都近郊には都江堰という2千年前の灌漑施設があるのですが(世界遺産)、そこにもすでにかっちょいい凹みを見つけていたり、
バリバリやってやるつもりです。

さて、
中国大陸はけんあや共に初めて。

それにしてもスケールがでかすぎる。
何の?と聞かれても困ります。
街、道路、人、物事、食べもの、
全ての規模、物量、大きさがすごい。
いやすごい。
こんな国、すごい。


ところで、みなさん、一般的に言われる「世界3大料理」を挙げられますか?

フランス、
まぁ、美味しい、とても美味しい!
食に対する態度が紳士ですもの。
納得です。


トルコ、
へぇ、そうなんだ、と意外だったけど、
いざ現地で食べてみると、とぅっても美味しい!
風土に根ざした美味しさにびっくり。
納得です。


そして、中国、
これについては僕自身、現地で食べたことはなく、
正直、3大料理にふさわしいのは、日本の方だよね!なんて思っていた。

しかしこれは、本当に本当に間違った認識だったことがわかりました。
中国の方々、申し訳ありませんでしたぁ。
脱帽、いや脱髪してもいいくらい。

とにかく食への貪欲な探求、意欲、情熱、そして実践がすごい!
だいたい何を食べてもそれなりに美味しく、結構頻繁にトゥっても美味しいものにも当たります。

ここ四川省は中国でも特に人気のある食文化というのもあるだろうけど、、、、、
今まで食べたいろんな国の中で、、、、、
チャカチャン! 余裕で一等賞!

もぉーう、美味しい!

あと、人間。
中国、いや成都にしておきます。
成都の人は本当に気持ちがいい。
とにかく優しいし、明るいし、人懐っこいし、笑顔がいい。
みんなキラキラしています。

うーん、なんか、ここ成都のことは、書くことがたくさんありすぎるのでまたにしまぁす!えへ!

美術館の社員食堂の定食、一品一品、こういった普通のものがとにかく美味しい。
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なぁ、俺と手を組まねぇか?
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◯ララバイスモーク

2019年4月1日です。
今までやってきたどのプロジェクトよりも、大きな一大イベント!!
人生をかけた試み。
ほぼ、ミッションインポッシブル。
それは


禁煙です。


今日からはタバコを吸わないのです。(エイプリルフールとかではありません)


数日前から禁煙準備、ミント、ガム、果物、お菓子、アイスなど思いつくタバコの代用品を買い漁る。
ストゥブ社のめちゃくちゃ可愛い、ティーポットを買う。
(禁煙中は口寂しさが予想されるから、お茶に逃げる)


もう、タバコを吸わなくてすむと思うと、あーいい気持ち。
(ちょっと吸いたくなる時もありますが)


まず、歯が、口の中がきれいになる。多分、口の中の状況がどんどん改善されています。
顔色が良くなる。
身体中の筋肉が緩む、リラックスする。
咳をしなくなる。
肌がすべすべ。
足が冷えない。


禁煙したら太る、と言うけどそれはなかったかな、
普段以上に気をつけて運動したし。

そのうち、口寂しさもなくなります。
間食もだんだんめんどくさくなり、一切しなくなりました。

驚いたのは、普段飲んでる安ビールが、なんとも香り高い高級クラフトビールに思えるくらい、味覚が回復したこと。ビールってこんなに美味しかったの?ここで高級ビールを飲んだらどうなっちゃうんだろ。


そして紅茶、ミントティー、ハーブティー、ジャスミンティーなんかが、本当に美味しく思えるようになってきた。いやー人間、変われるものですね。
このわたくしが、アフタヌーンティーですって、わからないものですね。


ところで、なぜ、禁煙を思い立ったのか。
はて、よく聞かれるなぁ。

多分、やっと、けん、あや二人、美術家として生きていくことができ、でもそれは本当に奇跡的に幸運なことで、せっかくそれを与えられたんなら、それなりにしっかり取り組まなきゃな。持ってるもの、それ以上、全てをつぎ込まなきゃな。

っていうのと同時に、いい作品を作る、ってことがいかに難しいのかを、体感できているのだと思う。少なくともあと何十年かはがっつり作り続けられないと、いい作品どころか、話にもならない。

ということで、少しでも健康な体と精神、タバコに頼らない集中力、月々の節約、などなどを、ちょっとだけでも高めたい、そんな気持ちで始めました。

頑張ってみます。

(今これを書いてる、6月下旬現在、もうすでにタバコのことさえ考えなくなりました、中国はお茶が美味しいので、コーヒーさえ一ヶ月以上飲んでいません)(コーヒーはやめなくていいんだけど)





◯1、2、3月と、とにかく作った、作ることができた。
連続して精魂を込めていると、何だか作品が少しだけ前に進み始めた、、気がした。
最近とみに、一個一個の作品が出来上がるまで、より長い時間が必要になって来た。
これはすごくいいことですよね。
イコール、今までどれだけ手抜きしていたのか、ということでもあります。

まぁでも、やっとそれに気がつけたのであれば、やっぱりいいことです。
この時期には、「公共彫刻を8個つくってよ」なんていうよくわからない変な情報も飛び交ったりしましたが、(何だそりゃ?)地に足をつけて歩けました。
そして、それなりの(予想以上の)結果も出してくれました。
各ギャラリーに感謝の一言です。



◯3月、ハンブルグでの個展。
無事に始まりました。
少しでも前には進めたかな。今までより半歩でも。

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ある日、素敵な建物で凹みフィッティングをしていると、シャキっとしたお兄さんが「うーん、ここで、なにやってるのかなぁ?」とやって来た。一緒にいたハンブルグの写真家、フェリックスが色々応対してくれてまあ何事もなかったのだけど。

後から聞くとどうやら、ここにはドイツ版のシークレットサービスがオフィスを構えているそうで、こういう(僕らみたいな)よそ者にはとっても敏感な応対をすることもあるらしい。
ちょっと、ぞっとしました。気をつけないとね。
(ちなみにこの建物は最近、世界遺産になりました)


◯真冬のハンブルグでの真冬の凹みフィッティング
美しい樹氷、キラキラする世界に迷いこんだようです、、。
いやー、でもそれってすごく寒いってことでもある、よね。

4人でスタート。
あるはずの凹みが全然見つからない、重〜い石の下敷きになっていた、
泥が凍りついて凹みに詰まっていた、近くのカフェの兄さんにお湯を持って来てもらって凹みにぶっかけた、
などなど、ハプニング続きでしたが、
なんとかOK!
一緒に手伝ってくれた、ミキさん、ヤン、フェリックスなしでは、とてもじゃないけど完了できなかったな。ありがとう。


◯3月、香港のアートフェア。
札幌伏見稲荷神社の階段で見つけた凹み彫刻も出品する。
2015年につくってから、ずっと札幌にほったらかしてあった凹み。
「これ、ポテンシャル秘めてるんだから、ベルリンに持って帰って作り直そうよ」彩ちゃんがそう言うのなら間違いはない。
張り切ってベルリンで取り組み直しました。
結構、簡単に、数日もあれば大丈夫だろう、なんて思って始めたけど、、
実際には、一週間経っても、二週間経っても、うーん、なんか納得がいかない。
結局、一ヶ月弱、かかってやっとできた。
何が?って言われるとよくわからないけど、少しずつどこかに進んでいる気がするのです。
稲荷彫刻です。



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◯2月、世界遺産の建物が会場になるロッテルダムアートフェア
(なんか世界遺産多いな)
ロッテルダムの街彫刻を出品。港だからってわけじゃないけど、船っぽい彫刻になりました。(いや船っぽくしようと意識しました)
この船彫刻を気に入ってくれたところとは、来年一緒に仕事をすることになりそうです。何がどう転ぶかはわからないですね。
船彫刻をバラした写真です。

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◯2019年、新年です。

何から始めようか。
失踪した凹みハウス君からかなぁ。
あ、言ってなかったでしたね。
ぼくのとても気に入っていた彫刻が神隠しにあったのです。ドイツ郵便 (DHL)がいかにおぞましいか、ここでは詳しくは書きませんが、
オランダでの展示に合わせて、凹みハウス君をマンハイムのギャラリーから送ってもらって、、、、、、、、。
そのままなくなりました。

一応、保険はおりたのだけど、全額じゃないし、
すごく気にいっていたのになぁ、あーぁ、しょうもね、と、グダグダ言ってる方がもっとしょうもない。
そんなに気にいってるなら、もう一回作り直せばいいじゃん。いや、こうなれば3倍の大きさで作り直そう、もっといいのを作れるチャンスをもらったんだ!!
ってな感じで、ポジティブな人間になれるよう自分に言い聞かせています。


年末年始は彩ちゃんがまとまった時間を作り、
20年分の作品リストの更新、改善、
我が家の作品、素材倉庫整理を徹底的にやってくれた。
次に踏み出す準備は整いつつあるのです。


# by hecomi-study | 2019-06-24 13:38
2018年 12月 28日

天使が住む家

12月、そして冬至を迎え、
今年も無事に暮れようとしています。
みなさんにおかれましては、どんな年を過ごしたのでしょうか?


こちらベルリンは寒いし暗いし、街もすっかり静か。
我が家も例外にもれず、静かで、心地よく過ごしております。


ただ、11月下旬に、やたらとうんちを踏む週があり、3回靴を洗いました。
とほほ。(何故かあやちゃんは大喜びでした)

いいことも悪いこともありますが、(いいことは、、まだよくわからないので書けません。悪いことは、アメリカやスイスでのコンペに落ちたことです、はっはっは)

それでも、
こんなに全ての時間を制作につぎ込める時期もあまりありません。

いつやるの!?
今でしょ!
(こんな塾の先生、いましたよね)


11月下旬、スペインでの個展が終わる。
搬出、搬出っと。

ギャラリスト、ホセアントニオ
「けん、とてもいい話しがあるぞ、スペインのとても重要な教会での展覧会があるんだけど、現代美術としてはタダ一人、お前の作品が選ばれたんだ。テーマはエンジェルだ、天使だ、知ってるか?」

何が重要なのか、何故選ばれたのか、全く話が見えてこない。
けど、いくら日本人でも天使くらい知ってるよ。

「ベリーベリー、インポルタントー、やるだろ、やるだろ、天使、作るだろ?」

はい、とても重要な仕事なのね。

「エンジェルだぞ、けん、エンジェル。」

なーにがエンジェルだよ、悪そうな顔してるくせに。
(ホセアントニオは、ジョージクルーニーを太くし、マフィアに属させたような風貌だ)

話半分で聞いてたけど、人生、何があるかわからないな。
だって、スペインの片田舎にある、有名な教会に、、それとも有名な展覧会?、、話がまだ見えてこないけど。

そこに、一日本人が、天使をつくる、、、
はあ?
はあ?
字面では、ほとんどの方がピンと来ないのでは。
僕でさえピンときていないのだから。
いったいどんな経緯でぼくが選ばれたのか、それさえわからない。

ということで今、目下のところ、ほんとに天使をつくっています。(スタディモデルだけど)
その教会のある町の形が、これまたほんとに天使みたいな形なんです。

「あやちゃん、モデルになってくれなぃ?」とふざけたら、まんざらでもなさそうだった。

ふぅーん。
女性って、羽なんかが欲しいものなんでしょうか?
尻尾とかの方がずっと役にたちそうだけど。

写真はレルマという町の形をモチーフにつくった、天使(ぽい)彫刻。
現在、仕事場の隅っこにぶら下がってます。
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10月下旬 今度こそベルリンで落ちつく。
9月からの一連の移動が一段落し、正直ほっとした。
しばらくは人に会わなくていいくらい、たくさんの方々に会って、遊んでもらった。

さてと、生活を立て直そう。
時差で生活リズムが変になってたし、
食材もしっかりと買い込もう。
部屋を使い易く修正して、
アトリエの壁を真っ白く塗り直す。
新しいキャンバスに向かっている、絵描きのような気持ちになれて気が引きしまる。

何からつくろうかな、ルンルン、、、。



10月中旬 ベルリンに帰ってきた!
と思ったら、今度は台北です。
でも、二人ともさすがに行く元気はもう無い。
ベルリンからの遠隔操作に挑戦しました。(彼らはすごく優秀だし)

いい展示だったけど、結果は、、、
チャカちゃん!

うーーーん、いくらなんでも、もうちょっといきたかったなぁ。
うーん、何が悪かったのかなぁ。
これじゃ、計算が立たないなぁ。
道のりは長いなぁ。



10月11日、
やっと、ベルリンに帰ってきた、と思ったら今度はアムステルダム行きです。
アムステルダム国立美術館での搬入と、もろもろ。
オランダはだーい好きなので、疲れるわけがない、、、
、、わけがない。

なんてったって、そう、この国にはロッテルダムのギャラリスト、ミリアムがいるからね!!
今年は、日本にたくさんの台風が上陸したけど、
アムステルダムにも一個、上陸したようです。

彼女はとにかく人をいっぱい集めては、

「うふふ、けーん、何かストーリーを聞かせてぇ」

ってな感じで、
僕に何か話せ、と振ってくる。

その度に僕はなんだか、、ゾゥとする。
ストーリーってなんだよ、何についてのだよ。

ただでさえ、人前で喋るのが苦手。変な汗も出る。
日本語で、しかも事前に何度も練習していても、とてもお上手とは言えない。
それが英語ともなると、もっと練習が必要なのに、、、。
まぁ、ミリアムを責めてもしょうがない。
もっと勉強しようっと。

そうそう、いつも書くのが後回しになるけど、展示はばっちり決まりました。
天使が住む家_a0144713_01272338.jpg



9月の末日、
ベルリンに帰ってきた、と思ったら今度は日本行きです。
うふふ、僕の自信作(札幌市民交流プラザ彫刻)のオープニングと、
台北のアートフェアの準備です。

最初の3、4日で、メインになる彫刻を台北に発送。
どこにも遊びに行かず、いろんな誘惑にも負けず、雨にも負けず、力を蓄えました。

10月6日から、
オープニング、祝賀会、テープカット、取材、お祝い、お礼、挨拶、背広、笑顔、取材、撮影、出席、慇懃に挨拶、じっと静かに座ってる、などなど、
どれも慣れない不得意なことばかり。
これでも出来うる限りのことはしてるんだけど、、ちゃんと出来ているのかな。

それでも、
完成した彫刻が嬉しそうに(少なくとも僕にはそう見える)、気ままに、気持ち良さそうにクルクル廻っているのをみると疲れも吹っ飛びます。
ぴったりの居場所をみつけられてほんとによかったね、彫刻さん。


さーて、仕事は終わってあとは遊ぶだけ、
俄然張り切っちゃいます!
酒、温泉、ビール、刺身、ワイン、焼き鳥、ドライブ、紅葉、ハイキング、梅干し、居酒屋、湖、馬鹿話、焚き火、おつまみ、シャケとば、乾杯、
もう好きなことばかり。

さて、わざわざドイツからクリスティーネとアルミンが来てくれたので、レンタカーでお出かけです。

途中、熱望されて日本のスーパーマーケットに連れてったのだけど、
二人とも異常にテンションが上がっていた。
なぜか、長芋一本をにぎりしめて離さないクリスティーネ。
「それ、夜、食べるの?おろし器とかあるの?」と聞いてみると、
「うふふふ、ベルリンに持って帰って、かわいい孫にあげるのぅ。」
ですって。

??ドイツにはそんなおかしな風習もあったんだ、、。
あと一週間、日本に滞在するのに、いいのかなぁ。



連日の飲み会と、極度の渋滞でぐったり疲れたけど、
なんとか小樽のホテル着。

夜は古い友人と飲む。

次の日は忍路経由で余市へ。

○忍路でタコ遊び。
僕とあやちゃんは忍路港が大好き。
なぜだろう、とにかくものすごく素敵な時間と空気が流れているからかな。
クリスティーネとアルミンにもみせてあげようと、港に車を停める。

その瞬間、一艘の船が港に入ってきました。
そして、なんという幸運か、その船は今まさにタコ漁を終えて帰って来た船だったのです!
わーい、タコタコ。食べてもおいしい、みても楽しい。
しかも、漁師さんが岸に一匹投げてくれて、僕たちは間近でキャーキャーできたのです。

アルミン(外科医さん)は、ひとり海岸でウニの殻とか、蟹のはさみとかを拾っていたのだけど、なぜか、カサカサになって砕けそうな藻を拾って大事そうにタッパに入れていた。ドイツに持って帰って何に使うのだろう?
絶対に食べれないぞ、あれ。出汁も出ないぞ。




9月末、バルセロナへ。
このギャラリーでは3回目になる個展。
わーいわーい。
大好きなバルセロナ、たらふく喰って、飲んだくれるてやるぞ。


今回はバルセロナギャラリーウィークというイベントに合わせた個展なのでオープニングパーティーは2回。。
??
よくわからない。

2回とも、なんか急に喋らされるし、もーぅ、言ってよぅー。
ちゃんと準備するからさぁ。
でもどちらにせよ、もっと英語の勉強しなくちゃ恥ずかしいな。
一向に上達しないな。

バルセロナの総領事の方にも来て頂き、挨拶までしてもらう。
当日、ホセアントニオから聞いた。
前もって言ってくれたら、もう少しいい服きたのに。



ガウディが最初に設計したという建物での朝食。(最近オープンしたらしい)に招待されたのだけど、
これがもう、みんなゴージャスに着飾って、大変ご立派な会食だった。
シャンパンとか出るヤツ。

ぼくはなぜかジャケットを羽織っていたので、まだしも、彩ちゃんはちょっとかわいそうだった。(てろてろの運動靴にジーパン。。。)

教えといてよぅー。


それでも、
帰りの飛行機では、美しいモンブランも見れたし、
期待を裏切らない街でした、バルセロナ。


いやいや、そんな話しではなく、肝心の作品と展示はどうだったんだい?
うん、あやちゃん曰く、今までのベスト。
しっかり合格点を頂けました。

というか、合格点は当然、
毎回、しっかり準備し今までのベストを叩き出して成長していかないと、この世界では生きていけないんじゃないかな。

ひどい世界に迷い込んじゃったな。
正直、とっても不安です!
でも、ワクワクもします!
うふふふふ。

写真はみんなで彫刻と触れ合ってますよ風な、やらせ写真です。

天使が住む家_a0144713_01271377.jpg

9月はゆっくり過ごせる、、、
訳はなかった。

けんが背中をぎっくりして、。
その穴を埋めようと奮迅した
あやも、腰をぎっくり。



バルセロナの個展に合わせてカタログ制作、
これもとても急。
なんでこういう大事なものを2、3日で作ろうとするのだ、あなたたちは。


ある日、急にスイス、バーゼルの街彫刻(小さい)をつくるはめになる。
ハンク(香港のギャラリー)がスイスのアートフェアに応募したいから、かっこいいプロポーザルが必要なんだって。

これも!
そういうのって、僕みたいなぺーぺーなら尚更、ちゃんと本気でやらないと絶対受からないし、どうして、もう少し前もって言ってくれないかなぁ。
あー締切、〆切り、どっちを向いてもシメキリばっかり。
でも、ぼくのような意志の弱い人間には、ちょうどいいのかもしれない。
それがないといつまでもダラダラするし。

いくつかの締切がたてこんだけど、
それにしっかり対応できた僕たちを褒めてあげたい。
そう、ポジティブに行こうぜ。

来年もなんだかんだ、忙しくなりそうです。
本当にありがたいです。


○税理士さんのオフィスへ。
あやちゃんが彼らの作った書類のミスを見事、指摘する、、、と

クリスティーネが猫なで声で
「ねぇぇ、あやこぅ、うちで働かない?」

けん「ほぅ、金になるかもな」
と一瞬、思ってもみたが、

あ、危ねぇ、これは、、これがヘッドハンティングというやつか。

せっかく二人で、専業美術家になったばかりなのに、冗談じゃねえ。
ここまで来るの大変だったんだぜ。

早速、きつく、あまり丁寧じゃなくお断りをいれました。

あれ、言ってませんでしたよね。
彩ちゃんは今年の4月13日から晴れて、
凹み一本に舵を取ってくれたのです。(彼女の40歳の誕生日です)

10年以上、働いていた職場(韓国人の巨匠のアシスタント)を辞めて、
僕の作品一本に賭けてくれるのです。

期待に応えられるだろうか。
凹みで我が家の全生計を立てられるだろうか。
もう一度、バブル期や氷河期が来るのではないか。

不安? そんなものはありません。

なんてったって、俺様ですから。

 






# by hecomi-study | 2018-12-28 01:29
2018年 08月 27日

黄色の花が咲く

8月

さてお盆休みも明けて、またいつもの日々が始まりました。
今年は6月から8月中旬まで札幌に滞在しました。
今はベルリンに戻り、いろいろこの街の文句を言いながらも、これからこの街で過ごしていくわけです。
それでは、3月から覚えていることを綴ってみます。


○8月8日
日本での全ての仕事を終え、今日ベルリンに発ちます。
朝、早く起きて出立の準備。
とは言っても前の日のうちにやってあるので余裕。

家を出る20分前。さてと、パスポート、パスポート。
「あやちゃん、僕のパスポート知らない?」
「え、知らないよ」
そうか、そうか、どっかにぶん投げてたっけ。
ガサゴソ、ガサゴソ。
あれぇ、ないな。

あっちにも、、、こっちにも、、、
ない。

変なとこに紛れ込んじゃったかな。
ガサゴソ。
え、やっぱりない。(ここらで顔が青ざめ始める)

「お父さん、僕のパスポート見なかった?」
「はぁ?知るわけないべ」
「だよね」

いやーどこいったかな、なんでないの?
(ここらであやちゃんと父も捜索に加わる)

家中、ガサゴソ。
いや、本当に無いわ。これだけ探してもないって、本当に無いかも。。
3人とも真っ青。

「いつ最後にパスポートに触った?」
けん「いやー、2ヶ月くらい前かな、コンビニでパスポートのカラーコピーしたんだよね、それから記憶はないな」
「どこのコンビニ?」
「覚えてるわけないじゃん、そんなの」

時間はどんどん迫ってくる。
8時発に乗るには6時には札幌駅に着いておかないと間に合わないのに。

ガサゴソ、ガサゴソ。
どうするべー(青)。
パニックです。

いやーもうだめだ、「あやちゃんだけ先に空港に行ってもらっていい?このままじゃ二人とも乗れなくなっちゃう」
「OK、あんた、しっかりやんな。」
という感じで、あやちゃんは父に札幌駅まで送ってもらう。
(あやちゃんは僕を責めることもなく、、、でも少しだけ呆れ顔でした)

捜索を続けるけん。
ガサゴソ。ガサゴソ。
うん、これは、、、、、もう、、、、、この家にはないな。
そう判断できたのが、7時くらい。
チケットがキャンセルにならないように、まずは空港のカウンターで変更可能かをあやちゃんに聞いてもらう。
と、フィンエアーのチケットなので、ここではどうしようもできないとのこと。

そうか、じゃフィンエアーに直接電話、、、
すると、受付時間は9時からとのこと。ええー。
(引き続きパニック状態です)

まぁ、その間に状況を整理しよう。

8時札幌発羽田行きは逃したけど、
11時羽田発ロンドン行きとロンドン発ベルリン行きを変更できれば、全部を買い直すよりは安いだろう。

あと、パスポートを一度失効して、申請し直すと、、、、
ふむふむ7営業日か。17日にチケットを変更してもらえば、ギリギリ乗れるだろうな。

でも、でもね、本人証明書類に免許証や健康保険証って書いてあるけど、これ両方ドイツのやつしか持ってないぞぅ。それで証明になるのかな?ま、行ってみるしかないよな。不安だけど。

それはそうと、警察に落し物として届いてないかな?(今は便利でこれも調べられるのです)
ふむふむ、東区、北区、中央区、パスポートの落し物はここ半年間ないそうです。へー、意外とみんな無くさないんだな。

そうこうしてるうちに9時。フィンエアーに電話。
「あのーチケットを変更したいのですが」
いろいろ手続き、、、
「あれ谷口さん、札幌発羽田行きには乗られていないのですか?」
けん「はい、そうなんです」
「どういった理由からですか?空港には行かれたのですか?無連絡のキャンセルということですか?」
けん、モゴモゴと言い訳。「いやぁ、そのぉ、パスポートがぁ。」
「わかりました、そういうことはこちらでは判断できかねないので、本社に判断を仰ぎます。2時間以内にお電話差し上げますね。」
けん「へぇ、わかりましたぁ、なんとかおねげぇしますぅ。」


30分後、フィンエアーから電話。
「本社に確認したところ、変更できるとのことでした、ただ追加料金はかかります」
けん「良かったー、ありがとうございます、本当に助かりました」

ということで、札幌からベルリンまでを変更してもらった。ありがとうございます、これからもフィンエアーです!

ふぅ、これでチケットはOK。


次はパスポートだ。
羽田にいるあやちゃんと話していると、(僕らは携帯電話は持たないので公衆電話)
「カラーコピーしたコンビニだけど、、、確か、道路の東側にある西向きの店だったと思う、、、、」「その後、中央郵便局からそのコピーを送ってるからけんちゃんちから、郵便局までのどこかのコンビニだよ」
という情報が。
けん「でも普通だったら絶対警察に届けるでしょ、警察の落し物は調べたし、お店にまだあるなんてありえないよ。」
あや「でも、調べないよりはやってみた方がいいよ、万が一ってこともあるし」
けん「そんなもんかなぁ」「絶対ねえよ」

それでも、
それでも確かに一理ある、探さないよりは駄目元で探してみよう。

どうせパスポートの申請に行くんだから、寄り道、寄り道。

ということで、実家から中央郵便局の間(2、3キロ)にあるコンビニを白み潰しにまわってみる。

あーあ、郵便局に着いちゃった。なかった。
でも、でも、せっかくだから、どうせだから、違う道を戻ってみるか、、、

と、また家に向かう、、、

やっぱりなかったな、よし申請に行くか、
と思ってると、
最後に
なんだか見覚えのあるローソンが。
「あれ、西向きだし、道路の東側にある。」
近づいてみると、店構えとかコピー機の位置とかに見覚えがある。

ここだ!!絶対ここだ。

まぁ、まず、あるわけないけど聞いてみよう。

女性の店員さんに
「あのぅ、すみませんが、何ヶ月か前にですね、ここのコピー機にですね、パスポートを置き忘れたかもしれないのですが、、まさか、ないですよね、、、。」

店員さん「うーん、、、、、、、。あ、あれかな?、、お名前を聞いていいですか?」

と行って店の奥へ。

けん「あれって、、、あれ、、、、って、、まさか」

店員さんが出てきて「これですか?」と赤いパスポートを。

けん、おそるおそる表紙を開いてみる、、、、そこには何度も見た僕の顔写真。
「あったー!!これです!!僕です!!いやーびっくり!!えー!!今日の朝、飛行機に乗るときに初めて無いのに気づいて。。」
(周りのお客さんはその声にもっとびっくりしていた)

店員さん申し訳なさそうに「警察に届けようかとも迷ったんですけど、、、、」

けん「いいんです!とっておいてくださっただけでもう、、感謝です、ありがとうございました!」

信じられねーっ!
いや、もう奇跡に思えました。

なんてったって、このパスポートにはドイツの永住ヴィザが貼ってあって、これをまた取り直すことを考えるとゾッとします。

自分のパスポートなのに、輝いて見えました。

実家に帰り、その晩は父とお祝い!(なんのお祝い?って感じだけど、いいじゃない)
2軒目では、酔っ払って、今日の武勇伝をマスターに聞かせる。
調子乗ってカラオケまで歌ってしまった。




次の日、酔いも覚めて、考える。

パスポートは大事にしなくちゃいけない。ということ。

皆さんも気をつけてください。

ちなみに、8月8日に帰る、とみんなに言っていた手前、恥ずかしいので17日までは極力、家でじっとしてました。



○キャンプ
忙しかったけど、この土日だけは死守しました。
楽しみにしていたキャンプ。滝川のキャンプ場に連れて行ってもらいました。
のぶ、たけ、まり、くど、けん、あや、というメンツ。
彼らのキャンプはこだわりおしゃれキャンプ。
とにかく美味しいです!
飲んで食べて、また飲んで。

圧巻はくどちゃんの生き物ハンティング。
ミヤマクワガタのオス、アカ足クワガタのメス、蝉、でかいカエル、シオカラトンボ、アゲハチョウの乱れ飛び、
なんでもござれですっかり興奮。
蛍まで見たしね。

すっかり癒されて帰って来ました。
また連れてってね。

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7月
○中丿沢の工場での彫刻組み立て
彫刻の高さは7mあるので背の高い工場でないと組み立てられない。
ということで札幌中丿沢にある工場での組み立て。

しっかりと彫刻の形に集中しなければいけないのだけど、
何せ小さな珍客が多い。(虫です)
しかも床に置いてあるパーツを持ち上げると、そこにいる、って感じなので結構ドキッとします。勝手に潰れてるのもいっぱいいるし。

カラスが騒いでるので観に行ってみると、イタチがいたりして、楽しかったけど。

○熊谷さんと釣りに行く
前の日に会って、明日釣りに行くというので、急遽一緒に連れてってもらう。
美しい川、蝶、
そして、ニジマス!!
(31センチでした)
もう、癒されます。

撮影はあやちゃん

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6月

札幌着、8月まで僕の活動を代表するであろう作品の制作と設置です。
でも、その過程はあまりにも、あまりにも書くことが多いので諦めます。
すみません、僕はそんな人間です。
というか、仕事の話なんか聞かされてもねぇ、
皆さんも困るでしょ。


そして
たくさんの方の協力で、
本当にたくさんの方の知恵で、
7月末に無事、出来上がりました。
何年経っても、何十年経っても、僕の代表作だと思います。

藤倉翼さんに撮ってもらった写真です。
黄色の花が咲く_a0144713_23093062.jpg

○あやちゃんの両親に誘ってもらって登山へ。
一緒に行った方々、みんな山菜に詳しく、みっちり初歩から教えてもらう。
登るの4、山菜6、くらいで夢中になって採る。
何ていう名前の山に登ったのかも覚えていません。

そのぶん、山菜の方はしっかり覚えました。
たらんぼ、アイヌネギ、たけのこ、よもぎ、うど、あずき菜、
下処理の仕方も教えてもらって、
家に帰ったら天ぷらパーティーでした。



5月ベルリン

○ネズミ騒動の終着!!

天井裏でチューチューがうるさくて、いつも目がさめる。
というかネズミが群れになって、徘徊してるのを想像すると、
とても気分が悪い。
よーし、こうなったら。と害獣駆除の方にきてもらう。
約束の日、「さーて、ネズミはどこにいるんだい?」とさっそうと登場した彼。
けん「いや、ネズミは家の中にはまだ入ってなくて音で悩まされてるんです、寝室の、ほら、あの辺り」
彼「でも穴がないじゃん」
けん「穴はないよ」
彼「天井もしっかりしてるし」
けん「でも毎晩うるさいんだっつーの」
彼「でもネズミかどうかもわからないんなら、何もできないよ」
けん「うーん、確かに、、、確証は何もないなぁ」
彼はしばらく、調べてくれる。「これはもう天井に大きな穴をぶち開けないとわからないよ、大工事だよぅ、大変だよぅ」
けん「うー、わかった、わかったよ、もう少し様子を見て考えるから、またきてね、それじゃ明日から良い週末を」
彼「へへ、実はこの週末、、俺の結婚式なんだ。」
けん「はぁ?こっちはうるさくて結婚式どころじゃないんですけど」、、、とは言えない。
けん「それはおめでとう、楽しんでね、ハネムーンも」
彼「ハネムーンから帰ってきたらまた寄るよ、チャオ」

ちっ。


どうしたもんか。

証拠がないんだよな、音だけだから。

よーし、だったら俺が証拠を掴んでやろうじゃないか。

いきり立つけんは、翌朝、なんとか証拠を、と朝3時からホシを張りました。
決まって朝3時から4時の間にマンション4階の外壁から音が聞こえる。
だったら、外から侵入するその瞬間の写真を撮ればいいのさ。
冴えてるぜ。

マンションの5階を道路の向かい側から望遠レンズで狙う。

1階の怪しいバー(絶対マネーウォッシュしてる)からは用心棒見たいのが入り口に出て来て僕をうかがっている。
別にあなたたちを撮ってるわけじゃないんだけど、、、
確かに僕、めっちゃ怪しいね。

あなた方より、怪しいかもね。

でもネズミに腹はかえられない。

望遠レンズを4階に向け、何か動くものはないかと狙い続ける。(気分は刑事、いや動物写真家か)

しばらくして、、
何かが動いた気がする、、

小さなものが壁の隙間に出たり入ったりしている!

出たな、チュー太郎!
カシャカシャ、カシャ!(気分はパパラッチ)
よし、撮ったぞぅ!

早速、画像を確認。
最大の大きさにしてみると、、、、

ほら、チューが写ってる!!
ん、いや、よくみると、、、チューじゃない、、、、
これは、、、チュンだ!チュン子ちゃんだ!

なんと
スズメでした。

しばらくは、それを信じられないけん。
えー、えー、スズメ?
なんでスズメがあんな大きな音を?


(あとでよく考えたけど、スズメがトタン板に触れる音が、壁の隙間で反響されるのだと思います。)

なんだか、とっても、とっても拍子抜け。

ネズミだ、ネズミだって騒いでたのも恥ずかしくなってきた。

だってねー、一文字違いだけど、チューとチュンじゃねー。
印象に大きな違いがあるよねー。

でっかいドブネズミみたいのが天井裏を這いずり回ってる映像と、
可愛いスズメがこじんまりとマイホームをつくってるのとじゃ、
破壊力が違うよねー。

まー、
スズメならいっか、
さっ、帰って寝よ。

その日からぐっすりと眠れるけんでした。



4月

いつの間にか、春が来る。来ていた。


結構よく人に会った。
閉じる生活を目指していたのでめずらしい。
だいぶ自分のペースが確立されてきた気もするし、そろそろ開くことがあってもいいんじゃないか、と思えています。

○クリスティーネの庭
僕らの税理士さんクリスティーネのベルリン郊外のお庭へ。
いやーワイルドガーデン、なんとも癒される。
話が盛り上がって、来年からは僕らも庭の一角を借りて好きなものを植えよう!ということになってます。
立派なバーベキュー場もあるし、パーフェクト。
黄色の花が咲く_a0144713_23082320.jpg
そんな中、クリスティーネお気に入りのシジュウカラが巣を作っている巣箱で事件が。
せっせ、せっせと餌を運ぶ両親、
がちょっと留守にした一瞬、
どこからかアカゲラが飛んで来て、巣箱の穴に顔を突っ込んでゴソゴソしている。
みんなが、えっ、えっ、と言っている間に顔を出したアカゲラのクチバシにはなんとヒナが。。。。
アカゲラさんはヒナをくわえたままどっかに飛んでいきました。

クリスティーネはしばらく、キツツキショックに呆然。
かわいそうだった、、、。



○蹴鞠
リフティングボールという小さな(直径12センチ)サッカーボールを買いました。
走ってるだけじゃなく、もう少しスポーツらしいこともしたくって。
夕方、ビールの前に公園で練習してます。今のところ、あやちゃん9回、僕は40回くらいです。


○ライクスミュージアム。
オランダ、アムステルダムにある国立美術館です。
手塚さんから紹介してもらったキュレーターさんが、僕の作品を気に入ってくれ10月から展示することになりました。誇りに思います。


○ロンドン
3月まで香港彫刻につきっきりだったけど、やっとまたロンドン彫刻に取り組み始められる。嬉しい。
札幌の東興株式会社さんに特注の台座もつくってもらいました。

この彫刻には自分の持てる力すべてを注ぎ込んでみたい、と延べ2年間に渡って取り組んできました。

写真は岩元大介さんです。

黄色の花が咲く_a0144713_23115658.jpg


3月

○香港へ。

前日に予約しておいた大きなタクシーが迎えに来ない。
ほんとベルリンらしい。
電話しても、しらーっと、じゃぁ今から行くよ、だって。
でかいバンじゃないとだめだからねっ、としつこく言ってるのに来たのはバンじゃない。
こんな大きさのじゃ、載るわけないじゃん、
と思ってると、荷物だけ無理矢理載せ、助手席に彩ちゃん。
いや、僕は?どこに?

仕方ないからタクシーの床に転がされ、その上に彫刻を。あべこべだ。
運転手さんも、こんなの初めてだ、と運転中ずっと笑ってるしね。
苦しかった。

それでもなんとか香港に、そして宿に着く。


○アトリエ訪問
ふっふっふ。なんと言っても今回のハイライトは、、、
アトリエ訪問!
僕がひそかに尊敬している(ばれてるかも)美術家のアトリエを訪問させてもらう。
作家としての姿勢が、何よりも勉強になる。
何から何まで新鮮、そして僕の知らない広い世界があることを知れました。
超えるのは無理かもしれないけど、、、次はどっかの展覧会で一緒になれますように。


○ギャラリー巡り。
世界のトップギャラリーが集まりしのぎを削っているここ香港。
つくってもらったリストを元に、それらを肌で感じる。
もう、ビジネスの桁が違いました。
だからその分、みんな生きるか死ぬかの本気。
甘さなんてあったら、一瞬で喰われてしまうんだろうな。


○トレッキング
さあ、これだけアートを観たんだから、もういいでしょう。

飛び出せ、海へ山へ、
トレイルランをかじったり、
砂浜でチャプチャプしたり。
もう最高!
3日くらいは都会から逃げました。


でも南国の日射しは北海道生まれの僕には強過ぎる。
日焼けで皮膚がずるむけ。
脱皮中の蛇みたいです。(そうチャドさんにバカにされた)

そう、辰年の僕はここ香港で蛇から龍に生まれ変わるのです、、
??
さなぎから蝶だったらわかるけど、
蛇の成虫って龍だっけ?


○エイプリルフール、
に香港で彩ちゃんがついた嘘。
ターゲットはゆうきとゆきこ。
熟考を重ねた彩ちゃんが選んだのは、、、、

「アートフェア会場でデーモン小暮を見たよ!」

という、どうしようもない嘘。

よりによって
そんなしょうもない嘘、どうすんの、と思ってたら、
見事に引っかかる、ゆきゆきコンビ。


○アートフェア
そうそう、今回はこのために香港に来たんだった。
僕が今ここ香港にいるのも山本ゆうき君に台北のギャラリーを紹介してもらったから。
ハンクは、とても広いブースを借り、
チャドさん、スペンサー君がフェア中、ハンクをサポートする。
今回は、じっくり一週間彼らの仕事ぶりをみせてもらったけど、
もう5つ星!
とても忍耐強く、かつ的確にお客さんに対応してくれます。
(それにしても山本くんの売れっぷりはすごかった)


最後の晩餐は、香港一という評判のレストラン。
ハンクの上司という方も来ていて、なんか桁の違う話をしてくれました。

いやぁ、なんとか結果も出て、本当に満足できる滞在でした。




# by hecomi-study | 2018-08-27 23:16