月刊/凹みスタディ

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2018年 01月 09日

エゴはひとつにしよう キャンペーン

新年あけましておめでとうございます。
今年も皆様に凹みが訪れませんように。
そして僕には今まで以上に、お手柔らかにお願い致します。(甘やかすくらいでちょうどいいです)

さて、ベルリン凹み本舗、(そんな名前だったっけ?)
今年の抱負は、、

気持ち(時間とお金)にゆとりのあるこんな年だからこそできることを高める、
具体的には、作品展示全般に関わる考え方を、もう一歩進めること。

にします。

ありゃー、けん坊が真面目なこと言ってる、頭でも打ったんじゃないか、、、という声が聞こえていますよ、みなさん。

大丈夫です、頭は痛いけど二日酔いだと思います。

それでは、2018年も張り切っていきましょう。




年末。
さて、今年も残りわずか、
やり残したことをやりきるのか、
それとも新年に力を蓄えるのか。

はたまた、いつも通りチャラチャラ暮らすのか、
悩みどころですね。

どうしようかな、
来年に向けてチャラチャラしたいとこだけど、だけど、着実に準備したいです。
今だからできることがあるはず。

2018年は、なんだかゆっくりできるのかな、くらいに思ってたけど、40歳前半働きざかり、そうはいくはずもない。当たり前だ。
望むところだ。いろんな展示に挑戦してみたいです。

さて、11月、と12月。

○札幌滞在
11月に札幌に帰る機会がありました。

2週間ほどですが、しっかり楽しんできました。
それにしても札幌って大都会ですよね。(けっこうみんな知らないけど)
一応、日本に属していますが、日本の中でもアジアっぽさがない、北ヨーロッパに近い気がしています。(特に自然はそっくりそのまま)アジアからの
観光客もそれを目当てにやって来るんだろう。

ちなみにあやちゃんの夢は北海道独立、本気でいろいろ可能性を考えています。だって十分やっていけそうだし。
もちろん独立の際は彼女が大統領、という風に進めています。
念のためですが、、、縁の深いカタルーニャに影響されたわけではありません。

札幌いいとこ箇条書き。
○その中でも特に食べ物のレベルがすごい。(はぁ、おいしいです)
○老若問わず女性が綺麗。(これは日本のいろんなとこから来た人と話しても一致します、日本一です)(札幌に来たことが無い方は来てみればわかります)(それに比べると我らが男性陣は、、、、、すみません、もうちょっと頑張ります)
○自然が身近。(地下鉄で原始林に行けるんですゼ)
○運転が安全。(これはもう、札幌の冬と密接に繋がります。雪道の怖さを知っているのでみんな運転が穏やか)
○雪景色の美しさったら。。。(言えることはありません。体験してください)雪の反射で明るいし。
○地下街 こんなに地下街が発達してる街って他にあるのかな?
○ずるい人が少ない。
○やさしい友達が遊んでくれる。
○女性が美しい。あ、これもう言ったか。
○う○ちが落ちてない。(ベルリンでは10mおきにほぼ例外無く配置してあります)



あまり好きじゃないところ箇条書き
○雪道は走りづらい。
○碁板の目の道路は便利だけど、ワクワクはしない。
○空港が微妙に遠く感じる。(電車の本数が少ないので座れないし)
○知人に会う可能性があるので、調子に乗ったことはできない。
○冬に適当な靴を履いていると、これ冬靴?って怒られる。(ちゃんと歩けてるからいいのに)



○圧力鍋。
親戚の福永さんに
なんと圧力鍋をプレゼントしてもらう。
なんとかベルリンまで運び、
さあ、料理だ。
初使いは、牛タンでした!
これがうまい、ひと味違う。
その後もぶっ続けで酷使しています。

毎日の買い出し、節約、食料品の使い回しも楽しく、
彩ちゃんにも手を出されたくないくらいです。
気分はすっかり主婦なんです!


○ネズミ騒動。(米騒動?)
テンポラリースペースで制作中のMさん。
彼女の作品素材は稲穂。
ところが毎朝来るたびにその並べてある稲穂が乱れ、お米部分がなくなっている、という。

まー、これはあいつだべや、ということで早速、
彼の(ネズミです)侵入経路を特定する。
ネズミの気持ちになって考えればけっこう簡単です。

ところが、、
Mさんが買ってきたネズミ取り器とトリモチシートになぜか興奮したけんは、
大はしゃぎ。しまいにはちょっとイスに置いといたトリモチシートの上にがっつり座ってしまったとさ。
やっちまったっ

もう塾長も、Mさんも、「大きなネズミがかかった、」と大喜び。ひどいですよね。
ズボンにびっちゃり、びよーんと伸びるトリモチ。
まだ何回かしか履いていない、プーマのお気に入りのジャージ。

とれないし、ズボンを脱いで過ごすしかないので、股引姿でウロウロしてました。
(ちなみに帰りはMさんに車で実家まで送ってもらいました。ただいまー、と言って真冬に股引で帰ってきた40代の息子を見て、父はただ何も言いませんでした)
(「こいつなら何があってもおかしくない、」いや、「あほか、」くらいに思われているのでしょう)

さて話しをネズミに戻します。
侵入経路と思われる位置にねずみ取り器とトリモチシートを仕掛け、仕上げにおつまみに食べてたチキンウィングの骨でも放っておく。
あとは一晩寝てればいいのです。

翌日、案の定、「けんちゃん、なんか変なの入ってるぅ」と電話が。

ほれ、みたことか、と早速回収に出かける。
着いてみると、まぁ、かわいいヤツがかかったな。
有機栽培のお米をたらふく食べたのか、まるまる太って毛並みもいい。

僕が近づくと、いっちょまえに威嚇の声をあげる。
でもその後、声音を変え「勘弁してくだせぇ、お代けん様ぁ、おねげぇしますぅ、もう悪さしませんから」と言っているのもよくわかる。

いやーこんなかわいいのと遊んでると、情が移ってしまう。
その前に、始末させてもらいます。

一番、苦しまないで済む、氷水の中での凍死作戦。
眠ーくなっていつのまにかお亡くなりになる寸法だったが、
けっこう苦しめてしまった。彼の最後は、苦しそうにもがき、ねずみ取り器の檻をガリガリかじって、口元から血を流していた。

ごめんごめん、恨むんなら恨んでくれ。
いいよ、今年はいいことありすぎたし。



○恒例ピンポンパンポーン
さあ、ベルリンに帰る飛行機。
空港でボワーンとしてると、はい、いつもの、
谷口さま、谷口顕一郎さま、○番ゲートへお越し下さい。

はー、もう慣れ過ぎて何とも思わない。
いつもの荷物チェックみたいなもんだ。
というか、飛行機って言うのは呼び出されるものなんですよね?

「はーい、今日はいったい何でしょうかー!」
と張り切ってカウンターへ。

担当の女性「あの、大変申しわけないのですが、、」
「お預かりしたお荷物のサイズが、、、規定より数10センチ大きいのです。」
けん「そうですよね、明らかに大きいですよね。」(だって小さい彫刻5つと、圧力鍋が入ってるんですもの)
担当の女性、恐る恐る、「そこで、お荷物に超過料金が発生してしまいまして。。。。」

けん (しらーっとチェックインはできたけど、やっぱりばれたか)「そうですか」

担当の女性「料金は70ユーロ、日本円で9千円となってしまいますぅー。」

けん「了解ですぅ。今払っちゃっていいですか?」(こんな値段でこの大きさの箱を運べるなら安いもんだ)(150x90x40cmくらい)

担当の女性「もちろんです。本当に申しわけありません。」

けん「いえいえ、申し訳ないのはこっちです、いつもこうなんですぅ、わざわざ来てもらってお手間をかけました」

よかった、よかった。

空港で追加料金を請求されて、えらそうにごねている方々をよく見るけど、
僕は正直、ああはなりたくない。みっともないし。
荷物には規定があってそれを超えているのなら、弁解の余地はない。
とても簡単なことなのにね。
そんなことにエゴを通して満足してるくらいなら、
ただただ、一番大事なこと、自分の作品にだけ、エゴを通して生きていたいです。(それが一番難しいんだけどね、まだ全然できません)

昔から、
ルールとは破るもの、という哲学で生きてきましたが、えへっ、
今はルールとは守るものだ、ということを学んでいる途中です。
(ちょっと前から学び始めた)
そしてそのルールが、自分自身をも守ってくれる局面があるのだとウスウス感じています。


○ベルリンの12月
みんなクリスマスに向けてそわそわし始めます。
中旬ともなると、クリスマス休暇をとり始める人も増え、
まわりも静かになってきます。
ベルリンに住んで10数年になりますが、僕たちはこの時期がけっこう好きになってきました。
なんと言ってもあちこちからの連絡が極端に少なくなります。電話もメールも。特に中旬を過ぎると一般の仕事は極度に進みが遅くなります。
というか仕事になりません。
そりゃそうだ、だってみんな居ないんだもの。

そう、こんな時はただ黙って、自分の仕事に集中すればいいのです。
というか集中できる数少ないチャンスなのです。

ということで、優先事項をさしおいて、

途中までやって1年以上ほったらかしてあった大作に再度挑んでいます。
(去年のロンドンのアートフェアに出す予定だったけど、ギャラリーからそんなでかいのいらない、と言われたやつです)
久しぶりに各パーツをみたら、よくここまでやったな、という感慨が生まれた。すでにものすごい作業量をこなしてたんだな。
ここまでやってたんなら、最後までいってあげないと。
最近はがつんとしたの作ってないし。


ふと考えてみると、展示の予定が全くない作品を、思い切り、半年でも1年でも好きなだけ時間をかけて納得のいくまでつくる、ということは今までやったことがなかったかも。
いやー、これは危なかったな。これじゃ、自分の作品が秘めている可能性に自分でふたをしてるようなもんだ。(ちゃんと賢くやれる人もいるのはわかりますが僕は違います)
今までは、そんな気持ちのゆとりもなかったし、まぁしょうがないけど、今回、今回だけは、この子については思い切りやってみたい。今、それをしないと何かを失う気がする。。。。

というようなことを彩ちゃんに話したら、
「よし、その言葉が聞きたかった、あたいが他のやつを片付けてやるき、あんた、自分のこと、しっかりやんな!」
というようなことを言ってもらった。(表現はちょっとねじれてるけど)

そうですか、
いいんですかい、
じゃあそろそろ、
ほんとの芸術ってもん、つくってみっか。

写真はロンドンの街シリーズ パート3
これを3倍の大きさにしたものを制作しています

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# by hecomi-study | 2018-01-09 01:53 | Comments(0)
2017年 11月 04日

彫刻が落ちるときの音って知ってますか?

11月でしょうか?
夏時間も終わり、ベルリンは16時でほぼ真っ暗。
滅入る季節の始まりです!皆様、気をつけてくださいね。
(凹みなんてものをやっているので、僕はこういう季節はけっこう得意だけど)

○ロッテルダムの個展搬出。

ひどい宿。(ミリアムが予約したんだけど、要はただの○れこみ宿)
ひどい天気。(涙がにじんでくる風でした)

でもいろんな人に会えて、
ひとつ、実感を持って確信できたこと。

いいものをつくる。

これだけが美術家にとって全てだということです。

いいものさえあれば、僕なんかいなくても、(いない方がいいことの方が多い)、作品が勝手に歩きまわるんだな、と。どんな宣伝なんかより効果的ですよ。

厳密に言えば作品は歩きまわらないけど、それを観た人達の心を捉えることが出来れば、その人達が感じた紅葉、、高揚は想像もつかないところにまで運ばれていくのです。本当に実感しました。

だけど、
いい作品さえつくればいい、とは言ってみるものの、それは想像よりもはるかに、いや、美術家にとってはどんなことよりも難しいことです。
いろんなそれに反対する物事や意見に振り回されるし、(最近はもう大丈夫だけど)

いい作品をつくるには恐ろしく時間がかかるし、
まず自分という手強い敵になかなか勝てないし、

それにもめげずに、
いい作品さえつくればいいのだ、と、ただそれだけを信じて何年も何十年も進み続けることは、、、、言葉は悪いけど相当のバカにしかできないんじゃないかな。

幸い、僕にはその類い稀なバカさがしっかりと備わっておりまして。

いろいろと慌ただしかったので、今、オランダから戻ってやっと得た静かな時間、早くつくりたいな、とただ思えています。


9月と10月

やっとけりがつきました。
なにかって?
今年の展示予定を無事こなせたようです。

今年はあちこちで個展を7つやりました。(規模、形式は様々だけど)

その最後の3つがとんとんとん、とやってきて
でもなんとか無事に始まりました。

○9月、ベルリン個展。
住んでいるのだけど、ベルリンで作品を露出することは少ない。
個展は2010年以来かも。
どうしてだろう、
いいのです、この街では、死んだふりをしとくのです。

さて会場はベルリン郊外の病院。
牧歌的な風景の中にあるし、
搬入日(オープニングの日)はピクニック気分。
お重に豪華なお弁当を詰めて、
秋にしては暖かい日射しの中、のんびりと病院へ。

写真20点と、彫刻6点、
前もってアルミンに作品も運んでもらってたし、
まぁ、2時間もあれば余裕でしょ。
ってな感じで。

いやー、
ひどい目に遭いましたね、120%自分の責任だけど。

展示会場の壁は釘等一切打てず、天井からの展示ワイヤーで作品を吊るのだけど、
まーっ、これが難しかった、し、ハプニング続出。(忘れたいので書きません)
12時から始めたのだけど、最初の一点を吊るのに1時間近くかかった。
(オープニングは16時半からです)
あれ、これちょっといくらなんでも時間的にやばくね、、?
けん、あや真っ青、冷や汗。

しかもこの廊下、すごい人通り。(どこかが不自由な方、オペに向かう外科医さん、もしくは急患の方々なのでめっちゃ気を使う)
いやー、展示場所の下見を日曜日にした僕らがバカ過ぎた。(日曜日は人っ子一人いませんでした)

二人とも泣きたくなったけど、男の子なので、、、?
とにかく超フル回転。

やっとのことで最後の作品を据えたとたん、
最初のお客さん、みきさんと手塚さんが来てくれた。
時計をみると16時32分くらい。

いやー、これだけてんぱったのは久しぶりでした。


○9月、オランダ個展。
こっちもまた、ヘロヘロでした。

搬入前、
二人とも、原因不明の風邪。
UPS(作品を運んでくれる運送会社)が箱を取りにこない。(こんなことは一度もなかった)
飛行機が遅れる、深夜1時にチェックイン。
スーツケースが壊れる。
送った彫刻のパーツが曲がる。
頼みの綱のフイドもひどい風邪。
マンハイムのセバスチャンから送ってもらった、出品予定彫刻が届かない。
ミリアムとの喧嘩、だって掃除が全然なってないんだもの。
まあ僕も謝ったし、彼女も謝ってくれた。

滞在期間中、常にひどい天気。
楽しみにしていたホテルニューヨークが満席。
宿に電話の充電器を忘れる。

なんとメインの吊り彫刻が落ちる。しかも2回。2カ所壊れる。
重い彫刻が落ちる時の音って、けっこうゾッとするものですよ。
文字では表現できないけど、2度と聴きたくない。

1回目は、彫刻を吊るワイヤーの根元のフックごとごそっと抜け、
ドーーンっっっと落ちた。

これはやばい、ということで、フック、ワイヤー全て交換し、もう大丈夫!
我ながらいい出来だ、ちょっと試しに引っ張ってみようかな、とグイグイやってみるがびくともしない。
次にぐいんぐいん揺らし、そして、「あやちゃん見て、こんなに強いよ」と言った瞬間、ドーーーンっっっと落ちた。

あやちゃんも。。。。「んもーーーーぅ!」とあきれ果てるしかなかった。

仕方ないので、
ミリアムの夫、フイドと吊りのワイヤー構造を検討する。

けん「いやいや、そんなことしなくてもこうでいいんだよ」

フイド「いやいや、力学的にここにかかる重さは彫刻の数倍になるんだよ」

けん「そんなわけはない、僕の考えでは、ほら十分強いんだから。今まで何度も吊ってきたんだから。」

フイド「ふー。けん。わかったよ、こんなことは言いたくないけどね、僕は大学で教えていてね、、、しかもその専門はまさに、こういう場合の吊りの力学なんだよ、その僕がこう言ってるんだよ。」

けん えーっ、超専門家じゃん。よくこういう人にえらそうに講義してたもんだ。

なんだかとても恥ずかしくなったけんは、大人しくフイドの意見を取り入れましたとさ。

後からミリアムに聞いたけど、フイドは物理の学部長で、一度に600から900人の生徒に講義する、大先生らしい。

後日、丁寧に吊りの力学を図面で説明してくれました。

オープニング、
いつ彫刻が落ちるか、誰かケガしないか、とかが急に心配になり、あまり落ち着かないままでした。顔が真っ青です。
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ロッテルダムで数少ない、よかったこと。
宿が完璧、以前泊まったことのあるヨリーンの家。
ロッテルダム一番のアップルタルトにありつく。
日本のラーメン屋が出来ていて、入ってみたけど大満足。
ホテルニューヨークの対岸に新しい飲み屋を見つける。
新しい展示手法にトライできた。
10年来の知人、シャックリーン、アルターさんが来てくれる。


ベルリン
○税理士さん、クリスティーネとのミーティング。
右目の周りを青く腫らした彼女は、「歩いてたらつまずいて転んじゃって、ぶつけたのよぅ。昨日は痛くて全然動けなかったわ。。うふふ、もう私ったら、、ファニーよね(funny)!」
えーっ、いやいやそれ全然ファニーじゃないよ、大変だったでしょ。大丈夫?
けん、あや、なんて言ったらいいかわからなくなる。
ファニーってそういう時に使う言葉なのかな。
どっちかというと、そういうこと言っているあなたがファニーですよ、クリスティーネさん。


8月

みなさんはどんな8月を過ごしましたか。
こちらはというと、
いうと、

ずいぶんと限界値を押し上げられた気がします。

ロッテルダムの街彫刻のトレース、新素材、
宇部は旧吉部小学校の凹み、
ロッテルダムの世界遺産、ファンネレ工場の凹み彫刻、
そして、札幌の街彫刻用の3度目のトレース、
などなど、これら目下取り組んでいる作品に、それぞれ新しい挑戦をこめることが出来ました。
そしてそれらが、ことごとくうまくいっているような。
(錯覚かもしれないので期待はしないでください)

階段を一段、上がろうとしている感じ。
あとはただそれを続けてごらん。

下は宇部、旧吉部小学校の凹み彫刻。かなり気に入っています。
ご覧の通り、風車を意識してつくりました。

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○アジアマーケットで、エビにやられる。
ある日、起きたら、肩がとても痛い。
やーい、四十肩だ、とわんぱく姉さんにいじられるも(なぜか彼女は大喜びだった)
いや、これだけ運動してるのにそんなことはありえない、
と不思議に思っていた。
2日間くらい、原因を考えていたのだけど、、
あっ、あれだ!思いだした!

彩ちゃんと月に1回のアジアマーケットでの買い出し。
うまそうなものがいっぱいあるし、興奮したけんは、
そうだ、彩ちゃんに好物のエビを一杯買ってあげよう、と思い立つ。
袋詰めの冷凍エビが入った巨大冷凍庫に手をつっこみ、これはどうだ、これもよさそうだ、と品定めしていた。
と、大ぶりのいかにもおいしそうなやつが詰まった袋があって、それを引っ張りだそうとする、も重いし、左側の引き戸を開ければいいのに、右側から無理して手を伸ばし引っ張った。でも他のエビに引っかかってなかなか出てこない。こいつらまだ生きてるのか?
今度は頭まで冷凍庫につっこみ、グィッと。

ビキッ!て感じの鈍い痛みが走ったけど、
まあいいや、気のせいだろ、と思うことにした。

そういう顛末でした。




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# by hecomi-study | 2017-11-04 01:47 | Comments(0)
2017年 08月 05日

キングな日々/円を上手に描くこと

いや、もう8月ですよね。
やべぇやべぇ。

ろくなことのないブログだ、
なんて思われたら嫌なのでいいニュースから。

8月3日は何を隠そう、
自分の誕生日。それだけでいいことです。
お昼休みに近くの公園に走りにいく。
ついでにペペ(いつもこの公園のベンチに座っていてずいぶんと仲良くなったスペイン人のおじさん)(時々ベンチで一緒に飲む仲)に日本みやげのゆず胡椒を持っていってあげる。

そして「今日、俺の誕生日なんだぜ」と無理矢理、おめでとうを言わせる。
「そうかそうか、誕生日くらい午後は仕事休みにしろよ、ビール買ってやるから」とペペにビールも買わせる。

それもそうだな、今日くらいは昼間っから飲んじゃってもいいよな、あやちゃんも仕事に行ってるからばれないし、、、なんて感じで、一杯始めるけん。

なんだかんだ夕方までちびちびやり、
そして、さあ、彩ちゃんが帰って来る時間。までにはすっかり具合が悪くなっていた。(昼間から飲むと大抵こうなります)

今日はお祝いなので豪勢にラム肉を食べる約束をしたのに、それも忘れてたし。
二人静かにごはんとみそ汁。
はぁ、自分でしけた誕生日にしちゃった、自爆だな、
とトイレにしけこむ。

しばらくして出てくると彩ちゃんが満面の笑顔で、
「けんちゃんの部屋にプレゼントがあるよ」とのこと。
えっなんだべ、花とかかな、
まさかっ、アルマジロとかじゃないだろな、

と、あまり期待せずに僕の部屋に行くとコンピュータが開いている。
ふむふむ、ニューヨークのポロック財団よりメールがあり、
ふむふむ、あんたがお金もらえる人に選ばれたよ、とのこと。

わお!
え、え、すごいタイミング、
完璧な誕生日プレゼントじゃん!

キツネにつままれたような気分で、
何をしたらいいか分からなくなった僕は、
やっぱり、もう一度飲み直すことに決めました。

生まれてきてよかった。

部屋にアルマジロがいなくてよかった。



○ツアー
6月から7月にかけては、
ベルリン-マンハイム-札幌-台北-札幌-ミュンヘン-マンハイム-ベルリンという奇妙なツアーを組みました。
3つの個展と大事な打ち合わせを、一気にこなしてしまおう、というあまり知的とは言えない企みでした。

基本的にはばっちりこなせるよう予定を立てたのだけど、
ただただ、行くところ行くところ想像以上の暑さで、それだけは本当に手こずりました。

これからは、夏だけはおとなしくしてたいな、と思えています。

以下、時系列がぐちゃぐちゃに見えるけど、覚えていることを書きます。

○ベルリンからマンハイムへ。

大部分の作品はベルリンから事前に送っていたのだけど、それでも手持ちでけっこうな荷物、夜逃げ夫婦になる。
今回はマンハイムからベルリンに戻らず、直接日本に行くしその分多かった。
恒例の肩内出血。

さて、今回は運悪く、ヨーロッパに熱波が来ていて、マンハイムも37度ということでした。
まぁ、そのくらいの気温なら、インドでも台湾でも慣れているし、、と思っていたけどそれは大きな間違いでした。

マンハイムでは建物内、ほぼ冷房皆無なのでした。
どんなに暑くても屋内に入ってしまえば大丈夫、的な考えは全く通用しません。

これは相当きついです。
ホテルの部屋は厳しい西陽が当たる最上階、外よりも暑くなっています。(しかも深夜目の前のトラム路線のレールを工事してやがったので轟音で眠れません)
ギャラリーも同じく暑く、
一動作するたびに汗が吹き出るという、かなり過酷な搬入になりました。

3日間に渡って暑さと闘いながら、
それでも少しずつ展示を進め、今までのベスト個展のひとつが出来上がりました。

オープニングの日、ライン河をみに行ったりして、のんびりして過ごす。
暑さはゆるんでいる。

○ユリア
老婦人の、、、いや怒られそうだから貴婦人にしておこう、ユリアさんは10年以上前から僕の作品を持ってくれており、今回もオープニングとクロージングにも来てくれた。
10年前なんてろくなものをつくってなかったし、変なものつかまされたっ、と文句を言いにきたのか、と思いきや、もうひとつ何年も前から狙っていたやつを買いに来たんですって。

ちなみにそんな彼女は昔、作品が壊れたから修理してちょうだい、と大事そうに僕のポケットサイズ彫刻を持ってきたことがある。なんでもどんな旅行に行く時でもスーツケースにその彫刻を忍ばせ、ホテルに着いたら棚の上に置いてくれるそうだ。「あんたのは形を変えれるからいいのよ」といろいろ、彼女なりに楽しんでいるそうです。いろんな方がいろんな理由で作品を持ってくれるけど、そういう話しを聞くのは心から嬉しく、次へのガソリンになるんです。


○札幌へ。
大事なミーティングをこなす。
すばらしい人達に恵まれました。
関わる人達が特別に優秀なので、どんどんものごとがいい方向に、ポジティブに進んでいきます。
みんなかっこええなぁ、と、ボーとしちゃうわたくしです。

とても暑いです。
そしてなんだかいろんな人にあったし、たまにはシャバを離れ、半日、あやちゃんと海に行く。
長—い砂浜(何キロもある)をキャーキャー言って歩くのはとても癒されるものでした。

○アニエスのジャケット。
10数年前にベルギーの空港でなくしたアニエスベーのジャケット。
とても気に入っていたので、買い直そうと思ったけどモデルが古くてもうどこにもない。
10数年後、インターネット上で偶然それをみつけ、即購入。
それが先日、届いたのです!うひょひょ。


○台北。

深夜に到着後、市内に行きチェックイン。

いやぁ、このコントラストはすごい。
この部屋のシンプルさは昔、バックパッカー時代に泊まったインドやタイのホテルに共通する。牢屋っぽさとか、壁の穴にダンボール貼ってるとことか。
深夜に到着したのだけど、この天国(ムンバイ)から地獄感、すごいね、とあやちゃんともども大笑い。

次の日アートフェア会場へ。
札幌の山本雄基くんに紹介してもらったハンクと初めての仕事です。
今回は指示書をつくって全て彼らに展示してもらった個展です。(遠隔個展は初めてです)
たくさんの人が観にきて、
そして眼をキラキラさせて、自分の作品を楽しんでいるのを目の当たりにする。

久々に気持ちよく、そして成功したアートフェアでした。

ハンク、チャド、スペンサーがいてくれたのであっという間に、撤収作業を終える。
あんなに苦労して組み立てたのにね。

台湾式居酒屋へ、無事に終わって打ち上げ。
本当においしい。

3日目、ハンクが運転手さんを手配してくれたので、
ぼくも彩ちゃんも台北で一番やりたかったこと、ハイキング!
No more art please!
陽明山というところに連れていってもらう。
やっぱり自然はいいな。
途中、見たこともない蝶の群れが乱舞する天国に迷い込み暑さも吹き飛ぶ。

山を下りてシャバへ。
足裏マッサージ後、行きつけの蒸しギョウザ屋さんへ。
喉も乾いてたし、ビールもうまい。めったにない100点満点の夜でした。

○ワンカップ。
姉が詳しいのでいろんなおいしい日本酒を飲んできたけど、
実は異国で飲むワンカップの味も格別です、ぼくにとっては。
なぜか沁み入るんです。
僕にとっては日本で飲む大吟醸に匹敵します。
よかばい。

それにしても台湾の人たちは老若男女みんな元気がよく、眼がきらきらしていると思う。みんな希望や目標に向かっているという感じ。
先進国(日本も含む)にありがちな、どん詰まり感もないしね。

将来的にもっともっと伸びる、キャパシティを感じました。

それにしても暑かったけどね。

○札幌に戻る。
毎日たくさんの方に遊んでもらいました。
そんな中、来年、いよいよ、けんとあやのアーティスト名の連名話しも出たし。
それが一番、興奮しました。

○自転車クーラー。
暑い時は家でうじうじしててもだめ。
思い切って野外に飛び出そう!
ぼくも時間をみつけては、数時間のサイクリングをしていました。
こげばこぐほど、風が来るので、実は冷房のない家にいるよりずっと気持ちいいんです。腹も減るしビールもうまいし。


○札幌からミュンヘンへ。
深夜着。
今回泊めてもらうエレンの家で、一足先にドイツに戻っていたあやちゃんと合流。
翌日、早速搬入。
とんとん進めました。(たらたらしてる暇はありません)
ハンブルグのみきさんも駆けつけてくれ、
こじんまりと即席個展、でもいい感じの展示が完成。
札幌と姉妹都市ということで、あやちゃんがすばらしいアイデアを思いつき、そのプレゼンも兼ねた展示です。
パーティーではたくさんのお客さんが、作品を見て高揚してくれました。
おかげで時差も跳ね返すことができました。


○マンハイムへ。
クロージングパーティーと搬出に合わせた訪問です。
セバスティアンの頑張りもあり、しっかりと結果もついてくる。
知り合いも増えたし、パーティーでも楽しく過ごす。

次の日、パッパと搬出。
セバスティアンは最後、「もう時差でヘトヘト、ギャラリーの床で、雑魚寝、昼寝するぅ」とごろついたケンをなだめ、
マンハイム市街を一望できる彼の自宅のすばらしいソファーを提供してくれた。(ビール付き)
ごろついてみるもんだ。

○まるい円。

深夜やっとベルリン我が家着(なんか深夜着ばっかりだけど)。
いやー、
ぐるりと廻って、
持っている力もうまく出せたようだし、
とても意義のあるツアーでした。
気持ちのいい円を描き、すっと閉じることができました。

なんと言っても、職業美術家の安定、という意味で、「これで、この道でよかったんだ、少なくとも間違ってはいなかったんだ」となんだか自信がついた日々でした。

いくつか素敵な話しがあって、やっと水面で息ができる今だから言えるけど、
ぶっちゃけ、作品を売ることだけで食べる、というのはみなさんが想像する以上に難しくそして過酷なことです。
ドイツに来て12年、楽だったことなんてただの一度もありませんでした。
最初の4ヶ月はコンテナに住んでたし。
しょうがないのであちこちから助成金を頂いたりもしました。
そもそも凹み、なんてもので喰っていこうなんて、ほぼ無謀に近いことなんだよな。
だって、道路にできた汚い凹みをお金にかえる職業って聞いたことあります?
普通の人はないはずです。

でもやりたいんだからしょうがないよねぇ。

新しい職業を0から立ち上げる感じなのだけど、
どこを見たって前例はないので、全て手探りになります。
十数年、あやちゃんと一緒に知恵をふりしぼって生きてきました。
その中で失敗なんてごく当然のこと、でも大事なのは1回目は失敗に終わっても、それが絶対に正しい試みだと信じるのなら何度だってやり続ける他ない、ということを最近、学ぶことができました。
同時に、この試みは正しい、と信じ切ることがこれほど難しいのか、とも実感できました。

あともちろん、試みというものをやり続けるのなら、それはやるたびに向上させなくてはいけません。毎回、同じことをしてるんだったら、それこそ先には飢え死にしか待っていません。ハイエナだって食べたくないくらい、干涸びてたりしてね。

いろんな人の話しも聞いたけど、結局は自分たちの頭で考えて、生活と制作の哲学をつくっていく他、道はない、ということも学びました。それには人と会うことをあえて断ったベルリンでの閉じた生活が役に立ちました。(彩ちゃんに教わりました)社交好きの僕としては最初、鎖国は難しかったけど、作品の密度が目にみえて高まってくるのを実感するようになってからは、自分から進んで閉じることができました。(もちろん閉じる意義はごく一部の職業にしかあてはまらないとは思っていますが。)

ひとつのことを真剣に望むのなら、他の大切なことを2つも3つも犠牲にしなくちゃいけないんだろうな。


あれ、なんでこんな話しになったかというと、、、、
なんでだろ。

今なら自信と実感を持って言えるからかな。




5月です。
英語でマーチです。
嘘です。


桜もすっかり散り、
公園のリス達は、冬に備えて餌の確保に大忙しです。(それにはまだ早すぎます)

○ムンバイ
さて、5月下旬、インドはムンバイに行ってきました。
インドが誇る大都市、人口は2300万人くらい(おえっ)、ハリウッドをもじったボリウッドと呼ばれるインド映画の本拠地でもあります。

新しく建設される複合施設にあるオフィスビルのロビーに設置する彫刻の最初の打ち合わせです。
ミーティングの日程が決まりチケットが送られていたのが出発の2日前。
それまでは日程もなんとなくしか知らされていませんでした。
どうなることやら。


初日、深夜に着いたのだけど、
えー、この暑さ、なんというか、もう暴力の域に達していません?
(後から聞いたけど、ムンバイでも一番暑い時期ですって。道理で観光客をほぼ全く見なかったわけだ)

なぜか、お抱え運転手付きで5つ星ホテルにチェックインするけんとあや。
(二人は滞在の最後まで、高級ぶりに慣れることができなかった)


2日目、朝食時、ミュンヘンから来たコーディネーターのエレンと合流、さっそく彫刻設置現場へ。
でかっ。広っ。そして暑っ。
でも僕が担当するビルのロビーは心地よいサイズ。
これなら大丈夫そう。

3日目、今日は朝からシティツアー。
運転手さんと、優秀なガイドさんを手配してくれていた。
短い時間で、街をけっこう深く観れた。こういうのいいな、今度またやってみよう。


4日目、今日はいよいよ初顔合わせ。

ボスのマニッシュさんがバーン、と登場。
いろいろと意志の疎通がとれ、
うまく動き出す。
マダムと言われて喜んでいるあやちゃん。

いろんな金具とか工具とかを売っているマーケットへ。
マニッシュが彼の部下を二人、同伴させてくれる。

他の彫刻に使いたいな、と思う金具とかも、全部彼らが買ってくれた。(何度も断ったのだけど)


ホテルに戻って、エレンと乾杯。よかったね。

夜、運転手さんと空港に。ベルリンに帰る。

キングな日々でした。


○クリスティーネとの友情。
彼女は僕らの税理士さん。
その仕事に留まらず、いろいろなアドバイスや、難しい案件にも親身になって相談にのってくれている。

そんな彼女に作品を持ってもらったのをきっかけに、(彼女の家の前でみつけた凹み)食事に招待しあったり、花見に行ったり、とても仲良くなった。

彼女の友達のアルミンやジョゼフも紹介され、なぜか今度アルミン(外科医さん)の働く病院でも個展をすることになったり。
みんな激務の中で、それでもなんとか自分の時間をつくり、それを楽しんでいるのが魅力的です。

彼らのようにいいオーラを持った人間になりたい。


○KRAG
5月のある木曜日、あやちゃんは仕事の飲み会。
一応誘ってもらったけど、僕にはもっともっと大事なことがある。
やらなければならないことがある!

そう、それは、KRAG。

さあこの意味は何でしょう?どこかの保険会社かな?

ピンポーン。
「けんはいつでも、立派に、あきらめずに、がんばる」
ブー。

正解は、

唐揚げ。でした!

別にあやちゃんが居ないのを、見計らわなくてもいいのだけど、
なぜか、
こういうタイミングになってしまいます。
僕のレシピでじっくり漬け込んで、(コリアンダーと豆板醤をドッポリ入れる)
からりと揚げる。
それをすばやくビールで流し込んで、、
うまい、うまくないはずがない!

たぶん20個は食べただろう。
しかもおつまみは、日本ハムが球団タイ記録の一試合7本塁打を打った映像。
最高でした!


次の日、金曜日には子羊の骨付き肉という、我が家一番のごちそうだったのだけど、
前の日に飲み会でウイスキーを飲み過ぎた彩ちゃんは2本しか食べることができず。
しめた!
ぼくは残った7本をたいらげたのであった。

そしてもちろん、その2日間に渡る暴飲暴食の代償は高くつくのであった。

土曜日、あやちゃんの同僚、韓国人のカップルを招待し飲んだのだけど、それがとどめになり、
日曜日の朝、目が覚めるとなんだか身体の具合が。。。

なんとか朝食(といってもお茶漬けだけ)を食べたけど、しばらくして全て戻す。なんだろう、この具合の悪さ、何か変なモノにあたったか、それとも何かの祟りか。

そしてついに二人で導きだした結論は、
(結論を導きだすのは案外簡単でした)
はい、「胃の疲れ」、これでした。

もちろん、とても仕事ができる状態ではありませんでしたが、
あやちゃんの「ちっ、何やってんだか、仕事になんないじゃないっ」的、きつい視線にも耐え、
夕方、なんとか持ち直す。
えへへ、
と照れ笑いするしかありませんでした。
(いいオーラを持つ日は遠そうです)


○トムクルーズ訪問
マンハイムのギャラリスト、セバスティアンくんがアトリエに来る。
個展に出品する彫刻を選んでもらう。

ちなみにぼくのビジネスパートナーはイケメン揃いです。

セバスティアンはトムクルーズ、
バルセロナのホセアントニオはジョージクルーニー、
台北のハンクは堤真一、
さらに僕を応援してくれているハンブルグのお客さんはキアヌリーブス、
ムンバイのマニッシュも超セクシーだし、

最強の豪華俳優陣となっています。

いい映画撮れるんじゃないかな、
みんなギャラ無しでやってくれそうだし。

あ、そうだ、ヘコウッドとかいう配給会社名にしよう。







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# by hecomi-study | 2017-08-05 00:47 | Comments(0)
2017年 05月 31日

凹みハウス

さて、月刊凹みスタディとか言ってるけど、
3月と4月をくっつけちゃいます。
獅子座特有の自分ルール(要は自己中)を採用します。

力を静かに蓄えるような、
地味だけど、でもとても、とても有意義な日々でした。


3月3日、
もう一回、秋吉台国際芸術村に戻る。

前回来てみて、もう勝手がわかっているので、何事にもあまり手こずらない。
慣れてしまえば、とっても居心地がいいです。なにせ、余るほどの大自然!
そしてインターネットが使えないのも慣れるといいものです。メリハリがつくというか。


トーク(みなさん、よく凹みの話しなんぞ聞いてくれました)、
下関(学芸員さんの休みの日にみんなで連れていってもらいました)、
搬出(こんないいスペースで見れることはめったにないと思うので少ししんみりしました)、
なども、ちゃっちゃっと済ませて、あとは惚けて暮らしていました。

住まいから何から全部提供してもらって、
さらにちゃっかり、個人的なプリントアウトまでさせてもらう。
(だって120cm幅で綺麗に出せるプリンタがあるんですもの、これはベルリンに帰ってからとても助かりました)

山口県の人達はなんだかとても気持ちがいいです。
偉人が多いのもわかる。
もう、ほんとに、山口のみなさん、
全日本・人の温かさ大賞なんていうものがあったら、あなたにあげる!


さて秋吉台のあと札幌へ。
いろんな人に遊んでもらい、
おいしいものもたらふく食べて充電。


ある日、札幌、武田くんからのアドバイス。(彼はよく、朝、仕事に行く前に寄ってくれてコーヒーを飲んでいく)
「ケンくん、たまに創らないでみるのもいいよ。リフレッシュになって、逆に新しいアイデアとか、意欲が増すよ」
ということ。

うん、彼がそう言うんならそうなのだろう。
傾向も似てるし。
それにどうせ焦ったって、残りの札幌滞在ではたいしたものはつくれないし。
刺身たらふく喰って、WBCでもみてようっと。
ということで2週間の札幌滞在中は、ほんとに何もつくりませんでした。
せいぜい野鳥の餌箱の修理くらいかな。
山口県に滞在してたのと合わせると、
一ヶ月強、作品をつくりませんでした。
こんなにつくらないのは、たぶん20年ぶりくらいです。

吉と出るか、狂、、、じゃなくて凶とでるか。


札幌滞在も終わり、
さあ、ベルリンに戻る国際便。
で、再び恐怖の、
谷口さま、谷口ケンイチロウさま、
と呼び出されます。


またぁ?今回は時間も間違いないし。
やべ、 象牙隠してたの、ばれたかな。

もうすでにゲート付近は込み合ってるし、こういうのけっこう恥ずかしいんだよな、みんなに見られるし。


「谷口ですが、何でしょうか?」
「スーツケースの中に、確認できないものがあるので開けさせてもらっていいでしょうか?」とのことでした。

えー、鮭フレークとか、大量の梅干しとか、ストリングチーズとか、魚肉ソーセージとか、缶詰とか取られるのー?。

ベルリンでは飢えた妻が凍える巣穴で待っているというのにぃ。
テンション下がるなー。
もうどうにでもなりやがれ。
「どうぞ、開けて調べてください」


「カメラで見た際、何か、大量の金属が入っているようなんですが。。」係員
「はぁ、金属。それなら、ステンレスのスペーサーで100本近く入っていますよ。」けん(彫刻に使うとか言うと長くなるので何も言わない)
「確認させてもらっていいでしょうか?」係員
「どうぞどうぞ」けん(なんだ梅干しじゃなくてそっちの方か)
じゃらじゃらとものすごく重い梱包を取り出す。(これだけで10キロ近くある)
「別に武器とかじゃないんですよー」けん(でも確かに長さ15センチで径が2センチくらいの中空なので大量の銃身っぽいね)
「なるほど確認致しました、
問題ありませんでした、
今回はお手間をとらせて大変申しわけありませんでした」
と何度も何度もお詫びをされる。
「え、いえいえ、こちらこそ、変なもの入れてすみません。僕はもうこういうの慣れっこなんで全然大丈夫ですよ」かわいそうな係員さんに逆に変な気を使い始めるけん。謝るのは得意だけど、謝られることはめったにないし。
だって空港で働く人達は本当に大変だと思う。
いろんな変なやつがいろいろ変なモノを持ち込むんだもの。

まあ、それはともかく、しめしめ、肝心のブツがばれなくてよかった。

元気いっぱいベルリンへ。




ベルリンに帰ってきてから、さっそく仕事机に向かって気付いたけど、「これが凹み彫刻」的な鎧、「やらなきゃ」みたいな無意識の重圧がとれて、心が身軽になれている自分がいました。

こんなのつくりたいな、かっこいいだろうな。
という、意欲とワクワクが倍増、フサフサ!!(アデランスじゃないんだから。。)

真っ先につくったのが凹みハウス。
これ、前からやりたかったんだよな。

将来的にはこれを木の上に設置して、コウノトリとかが営巣してくれたら最高なんだけど。とけっこう本気で考えています。
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ついでに4月の出来事も。

4月のある日、ふと思い立つ。
曲げじゃなくてもっと大きな範囲での曲面が欲しい。
そんなもんできるのか、あの工具を買ってみようか、
どのメーカーがいいかな。
いやいや、まずは身近なところで実験してみよう、
ああやって、こうやって、こんな具合かな、
と試行錯誤してみる、
と、やってみたら見事、当り、

練習すれば相当使いこなせるテクニックを発見。大興奮。

いや、でもちょっと待て。。。。なんで今までやらなかったのだろう。
本当にはずかしい限りです。
なんでただボサーとビールを飲んでいたのだろう。

でも言い訳を言わせてもらうと、
こういう発見、進化は同じことを長い間、続けないと出てこないんだよな。
端からみるとどんな簡単にシンプルに思えることでも、
自力でそこに辿り着くには、本当に地道な労力が必要なものなんです。

さらにさらに、自分がその解決策を必要としていない時点では、それは絶対に見えないのです。


はちょっかいの悲劇。

さて、僕が最近取り組んでいた彫刻をあやちゃんにお披露目する機会があった。
とにかく、一番近くにいるので、一番僕の彫刻をわかっている。
なんて言うかな、気に入るかな、と
ドキドキしていたら、

彼女、美術評論家みたいな面持ちで、
「うん、ハチョッカイみたいだね」
とのことでした。

はぁ、さすが言うことが違うな、ふーむ、

でも、いまいち、
というか、全く意味がわからなかった。
さらに
「この辺の形がハチョッカイだよね」
とのこと。
わからない。
まじでわからない。

でも本人は、気持ちよさそうにドヤ顔しているし、

よくよく思い当たるところをひねり出してみる。
ん?あっ!
もしかして、もしかして、三国志、、、、じゃないや。
西遊記に出てくるブタの妖怪、猪八戒(ちょ・はっかい)、
が持っている馬鍬(まくわ)の形を言いたかったの?

そうだとしたら、まじうけるぅ!!
しかもどちらかというと、沙悟浄が持ってる半月刃の宝杖(槍みたいなやつ)の方が似てない?

「それってもしかして猪八戒のこと?」
と聞いてみた時のあやちゃんの顔といったら、それまでのドヤが一気にしぼみ、照れが入り交じって、まーあ恥ずかしそうだった。

でもそんなことにめげない彼女は、
その日の晩から、
そう、
あろうことか、僕のことを猪八戒くんと呼んで逆襲してきた。
僕もやめとけばいいのに、「はい、ハチョッカイだブぅ」とかいって応えるから、
はぁ、
すっかり、ハチョッカイという呼び名が定着してしまいました。

こんな不条理なことありますか。

しかもとらえようによっては、40歳にもなって、妻に豚呼ばわりされてるみたいだし。

これにはぶぅぶぅ文句も言いたくなるぶぅ。
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# by hecomi-study | 2017-05-31 00:27 | Comments(0)
2017年 04月 04日

ベニマシコな日々



1月、2月、
うーん、いろいろあったけど、どうもスムースに出てこない。あまり文章にできないというのが正直なところ。間をあけすぎなんだよな。
でも僕だけじゃない、みなさんもそんなものですよね?

○街彫刻トリコロール。
ちゃんとお仕事もしてるんだよアピールをさせて頂きます。(あやちゃんのご両親向けです)

台北の街のかたち彫刻、4個目が完成しました。

2月下旬に始まる秋吉台国際芸術村での展覧会用に、秋吉台がある美祢市の街のかたち彫刻。

札幌の街のかたち彫刻。(3個切り出しました)

などなど。

インドのムンバイ、オランダのロッテルダム、ドイツはハンブルグ、スイスはバーゼル、スペインのバルセロナの街のかたち彫刻もスタートさせることができました。(今年から来年にかけてそれぞれ出番があると思います)
けん、あやの分担作業がだいぶ上手になってきたし、制作のスピードも徐々に上がっています。

ふん、こう見ると、最近はすっかり街彫刻にトリコなけんあやです。

要は地面から160センチの高さから見つけるのが凹み、
1000mとか2000mの高さから見つけた凹みが街彫刻。
どっちも変わらないんだな、と二人で話していて気がつきました。

いつの日か、何十個ものいろんな街の彫刻を一堂に展示し、ただワクワクしたい、というのが目下の僕らの夢です。

○1月23日くらい、
ロッテルダムとアペルドールンへ出張。
来い来い言われ続け、ずっとブッチしてたけど、さすがにここらでロッテルダムに寄ることにする。
ギャラリーで10人くらいのディナー。
ルーベン(ギャラリストミリアムの次男)の新しい彼女にも会えたし、ヤコブ(ミリアムのイケメン長男)にも8年ぶりに会えた。
次の日の朝、アペルドールンへ。
コーダ美術館での展示の搬出です。けっこう時間はかかったけど、みんな親切だし、手伝ってくれるし、無事終了、ベルリンへ。でもいろいろ予定を詰め込んだのでクタクタになりました。


○2月3日
学生時代からの友人、橘内くんが参加する展覧会のオープニングに出るのでハンブルグへ。
お互い、顔を合わせて、よう、よう、なんて言ってる端から、どんどん彼の作品が売れていく。。。。おいおい、こんなに売れるんかい、売れるんでSKY(JAL風)。
終わってみれば、20点近くが完売!!!
すっげー、気持ちいいー。

あやちゃんが、橘内の作品をギャラリストのミキさんに強く薦めていたが、こんなに売れることを見越していたのかも。
だとしたらすごい。

もちろん、同時に出品していた、たけちゃんや山本ユキちゃんは堅実に売れていく。でもそこに驚きはないかな、彼らの絵なら当然です。

○2月14日、日本へ。
今回は山口県と札幌でいろいろこなします。

まず宇部、到着。
さっそく宇部ビエンナーレ事務局の学芸員さんたちに遊んでもらいました。

16日
楠中学校での凹み授業。
5回の授業にわたって、凹みを見つけ、その形をスチレンボードで切り出し、塗装して、はめ込む、ところまでやってもらう。
最近の中学生は優秀です。
こちらの意図をしっかりわかってくれていました。
でもそれを伝える、情熱を持った先生や学芸員がいてくれないと無理なんです。
今回は本当に幸運でした。

その後、廃校となった小学校へ連れていってもらう。
あわよくば凹みをみつけたかった、、のだけど、
そう簡単にはいかないぞ、
と思っていたら
いとも簡単に、
見事、イケ凹みゲット。
この凹みは彫刻になって、
今年の秋、10月1日〜11月26日に「うべの里あーとフェスタ」で展示されます。
(会期はUBEビエンナーレと同時期)

ホテルに戻って、
夜、イケメン男児の、真吾くん、タカちゃんと合流。飲む。
搬出のために札幌の東興さんから来てもらいました。

17日
宇部ビエンナーレ彫刻の搬出。
いやー、この子には本当に苦労させられる。
ねじがことごとく、錆び付き、喰いつき、まわらない、はずれない。
1、2時間で終わる予定が、10時間くらいかかる。
出来が悪いほどかわいいとは言うけど、搬入時、搬出時、これだけ世話をかけられると、、、。
うん、なおさらかわいいです。
この写真なんかみてください。ちっちゃいのはスズメ達です。
事務局の藤田さんが撮ってくれました。
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見初小学校へ。
去年、凹み授業を受けてもらった学級へ挨拶です。
最近の小学生も優秀です。
本当にいい眼だな、
こういう大切なものをどこかに忘れてくんだよな。


夜、
真吾くんと貴ちゃん(たかちゃん)と
一軒、二軒、、
そしてここからは若い彼らの時間、
楽しんできてね、と
一人とぼとぼ宿に戻っていると、
びっくり、彼らが追いかけてきて、
やっぱり宿まで送ります、ですって。
なんてやつらだ。
最近の若い奴らも優秀です。
イケメン、プラス、やさしい、、
あれ、でもこれだったら、ヤサ男、になっちゃいますね。


そして彼らは再び、夜の街に消えていきました。


19日、学芸員の山本さんちにお邪魔する。
初めてのシシ鍋。
イノシシっておいしんだ!
ちょっとはしゃぎすぎる、犬の天ちゃん。ぶちかわいいです。
天ちゃんに負けないくらいはしゃぎました。

20日、楠中学校で凹み授業。
彼らが見つけた凹みは、、、
じゃーん、
こんな風にまとめられました。
いやぁ、山本さんも、勝見先生も熱いよな。こういう人達に出会える生徒は本当に幸運です
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その後、授業を見に来てくれた秋吉台国際芸術村の森下さんと秋吉台へ。
途中でビールを箱買いするのも忘れません。(うわさで陸の孤島だと聞いていた)
パスポートとかは忘れてもそういうのは絶対忘れないのです。

さあ、ベニマシコな日々の始まりです。

秋吉台国際芸術村。

なんといっても本当にここの陸の孤島っぷりはすごい。
まわりが全て山、とは聞いていたけど、
こんなに?ありゃー。
半径数キロ、全部山。最寄りのバス停は4キロくらい、コンビニは5キロくらい。

でもビールもお酒もお刺身も買い込んだし安心。
最近はまっているバードウォッチングに精を出す。(そんなことしてる場合かな)

みなさま、ベニマシコという野鳥をご存知でしょうか?
顔が赤く、胸にかけてもきれいな桃色。
みつけるとテンションがあがるスズメくらいの大きさの野鳥です。

マシコとは猿を意味するそうです。
名前の由来は、顔が赤くて猿みたいだから。わかりやすい。
初めて見たし、
さっそくあやちゃんに自慢の連絡をしたら、けんちゃんみたいだね、ということでした。。
あれ、
夏は北海道、冬は本州以西に渡るから、
ということだけど、
本当にそれだけの意味ですか?

しばらくはあだ名がベニマシコになりそうです。


さて、展示の話し。

まず、展示ホールを見せてもらう。
うわっ広いっ。
来る前からわかっていたけど、実際にみてもひろい。だって舞台とか音楽のホールだもの。
でも一人で展示するわけじゃないし。

ちなみにここに何人が展示するんですか?と聞いたら、
えっ言ってませんでしたっけ、谷口さんひとりです、、
とのこと、
えー!!まじ?そんなことならもっと持ってくればよかった、、、
あの子もあの娘も、、、
とは思ったものの、
いやいや、贅沢に展示してみるのもいいじゃない、
落ち着きなさいよ、
ということにする。

展示スタート。
どんなに丁寧に展示したって、もう出来ているものを吊るだけなんだから2日くらいであっという間に完了!

そして、やっぱりどうみたって、今までのベスト展示!

凄まじい照明(舞台用なので美術用とは桁が違います)と、素晴らしい空間なんだから当たり前です。
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終わったんだし、あとは、
忙しそうな他の6人の作家には、悪いような気がしましたが、裏山に登ったり、野鳥を追っかけたり、いろいろと遊んで過ごしました。

25日
オープニングの日。
やっと念願の秋芳洞と秋吉台のトレッキング。
いやー、油断してました。
歩いてりゃ着くべ、なんて思ってたら、まず入り口まで何キロもある。
そして着いてからがまた広い。
期せずして、20キロ弱は歩いちゃいました。
洞窟もトレッキングもすばらしかったけど。



オープニング、
昼間がっつり歩いてたし、他の作家の作品もとてもおもしろく、ごきげんで、、、、

さぁ、飲む、飲む、
ビール、焼酎、ワイン、日本酒、梅酒、もう、ごっちゃごちゃに飲む。
あやちゃんに見つかる前に飲んどかなくっちゃ。

朝起きると、ひじと腰をケガしていました。(ご心配なく、ただの自爆です)

さあ、気を取り直して、この日は札幌への移動。

朝10時のバスに乗ればいいから余裕だぜ、、、
なんて思っていたけど、せっかく余裕を持って準備してたのに、出がけに忘れ物に気付いて、わたわたしていると、、
いつのまにか、あれ、あと15分しかない!!
やっべー、15分で3、4キロ歩くのはほぼ不可能、スーツケースもあるし。
でもとにかく行ってみよう、と
途中まで走ったけど、到底無理。

よしっ、こんな時は、、

と、何を思ったか、
ヒッチハイクを始めるけん。
にっこりと微笑んで親指を上げる。いいイメージを持ってもらわないと。
いやぁ。
でも何度やっても全然とまってくれません。

そりゃそうだよな、昨日のお酒のせいでベニマシコみたいな顔してるし。
あやちゃんが台湾に来る時に買った新品のレモアのスーツケースだから、ヒッチハイカーっぽくないし。
山奥でスーツケース持ってヒッチハイクって怪しいですよね、
僕でも乗せないな。

しかたなく、、、

あきらめました。

どうせ遅れるんなら、と、てくてくゆっくり歩き、ふもとへ。
さてタクシーを呼ぼう、と公衆電話を探すけど、、、、
しまった、最近、公衆電話少ないんだよな、

いやーとんだ道中でした。

さてなんとか宇部空港から無事羽田に着きプラプラ、
いやーなんか食べとこう、でも昨日しこたま飲んだし、こんな日は蕎麦くらいしか食べられないな、
なーんてざる蕎麦をずるずる食べていたら、、

そう、恐怖の、
谷口さま、谷口顕一郎さま、53番ゲートまでお越し下さい、、というアナウンス。

え?なんで?
スーツケースに入れといた亀、ばれたかな? (嘘です)

まー行ってみるべ。
53番ゲートのカウンターで、
「あの谷口ですが、アナウンスを聞いたんですが何かありました?」
「え?え?谷口さま、15時発の便で札幌に行かれるんですよね?」
「いえいえ何を言ってるんですか、僕の便は16時25分発の、、、、」
(チケットをみせる)

やべ、、、、

16時25分札幌、着、だった。

あいたー、またやった、しーらねっ。
(知らないでは済まないよ、けんくん)
僕のせいで飛行機を待たせてしまっていた。
いやー、座ってる乗客の視線が厳しかったなー。
しかも一番後ろの席だったので、なかなか辿り着かない。
しっかりとベニマシコ顔をさらしてまいりました。




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# by hecomi-study | 2017-04-04 00:06 | Comments(0)