月刊/凹みスタディ

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2015年 04月 17日

ジェット リー


3月、いろいろあった気もするけど忘れました。
ひとつだけ覚えているのは、

ジェット・リー事変

1泊2日でハンブルグへ。
作品の搬入。
尊敬する大阪の美術家、植田さんとの二人展。
ポンポンポンと搬入を終え、
行きつけの日本食屋さんへ。
ぼくはこの店が気に入っている。
マスターは超がつくほど口が悪いが、
食べ物はおいしいし、雰囲気もいいし、
なにせ、、、(これが一番大事)
マスターは
ぼくのことをジェット・リーと呼んでくれるからだ。

もちろん似ているとは思っていないが、自分の好きな俳優にどこか似てると言われて嫌な気がする人はいない。
ウソでも、お世辞でもなんでもいい、どうでもいい、
ぼくはこのジェット・リーという言葉を胸に生きていく!
彩ちゃんにそう宣言しました。

ハリウッドで新作映画の撮影があるので、
一晩しかハンブルグにいられなかったが、
また必ず行くはずだ。
撮影の合間にね。

(ちなみにぼくはハリウッドのアクション映画しか見ないので、当然、自動的に一番好きな俳優はジェット・リーだった)
(ちなみにオランダから持って帰ってきたトチの木の苗にはジェット・リーという名前が付けられた)









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# by hecomi-study | 2015-04-17 19:40 | Comments(3)
2015年 03月 20日

今夜も飲む

もう3月も中旬です。
さて、ひとつ終わってまたひとつ。
今年はもっといろいろと企んでみます。ひっひっひ、(今、いじわるな魔女おばさんの顔をしてます)(イモリの粉とかを調合してるときみたいな)

それにしても出来ること、可能性のあること、というのはたくさんあるものです。それがみえるかみえないかなんて、自分次第。
今までどんなに小さく生きてきたのか。なんて思うけど、人生には時期があるし自分というものを深めるためだけに費やすべき期間もあるのだろう。

さあ、自分の奥底を眺めてみても、たいしたものなんかみつからなかったし(笑)、これからは挑戦しながら自分の可能性を眺めてみましょう。
何がいいって、ただその方がワクワクするだけです。

という訳でまずは飲むことから始めます。

そういう風にね、
そういう風に酔って大ちゃんと(彼はベルリンの道場で格闘技を教えているプロです)絞め技ごっこして遊んでいたが、次の日自分があばら骨を痛めていることがわかった。

ほんと、、ただのあほ。いや、あほ中のアホだ。

日本のコンビニに対抗して僕の飲みも年中無休です。


オランダ行き

と、ある日ロッテルダムのミリアムから電話が来て、今週末に来い、とのこと。えー、やだー、忙しいしー、むりぃー、なんていってみたものの余裕で押し切られた。こういうのでは勝ち目はない。
要は彼女のお客さんを集めてディナーをしたいということ。
ぼくはそのかっこうのダシにされただけだと思う。「けんを囲んでディナーを食べよう!」みたいな宣伝メールが後日ぼくのところにまでまわってきたし。

他の用事もまとめて済ませばいいや、ということでノコノコ出かける。(しかも新作凹みというネギもしょって)

着いて(といっても8時間かかります)、作品をとりつけたら案の定手持ち無沙汰になる。
キッチンでウロウロしていたら、
けん、何してるのぅ、ディナーの準備手伝ってくれるぅ?
なんて言われたから、
いやぼくは庭でハンナ(彼女も雑草とりにかりだされていた)の手伝いをしなくっちゃ、とすばやく逃げた。
うまくいった、庭でミミズでも掘り出して遊んでよう、なんて思ってたら、
あれ、、
ハンナさん、、
けっこう、、
人使い、、
荒い?
手足がどろんこになるくらい働かされた。
でも賃金に、オークの双葉とカスタニエンの苗を一本ずつもらった。
以前にもカスタニエンの苗をベルリンに持って帰ったのだけど枯らしてしまったのでリベンジだ。

無事、ディナーが始まり、終わる。
ぼくらがオランダで最も尊敬するアーティストの一人、シャクリーンが会いにきてくれたのがとてもうれしかった。
彼女はことのほかあやちゃんが大好きで二人の間には男にはわからない友情がある。

朝、デンハーグへ、本当はミリアムの運転で行くはずだったのにドタキャン。
しかも悪びれずに。たまにはちょっと悪びれてみては?
でも彼女の運転は極度に危険なので、よかったのかもしれない。

デンハーグ市立美術館内に小さな凹みが展示されており、そこからすぐのところでみつけたその凹みに黄色をはめ込む。
去年来たときは詰め所みたいなところに4、5人ガードマンがいたけど今日は日曜なので誰もいない。
無事、丁寧にやりとげれたと思う。

終わってふと建物の名称を見てみた、
Organisation for Prohibition of Chemical Weapon
ふむふむ、、
これって化学兵器禁止機構、、、みたいな、
やっぱりな、
どうりでな、
なんかかたぎじゃない気がしたんだよな。
ガード堅いしな。

あぶねぇ、あぶねぇ、テロリストとかに間違えられたらたまったもんじゃなかったな。

ベルリン行きの電車もギリギリ間に合うし、
さっさと市電に乗ってずらかるべ。

っていう感じで、美術館での展示をみるの忘れました。
(なーんてほんとは覚えていたけどめんどくさくなりました)(小さいの一個だけだし)

写真/ギャラリーでのディナー。なんということか食べ物はベジタリアン仕様だった。
a0144713_2145976.jpg



今2ヶ月だけベルリンに戻っていますが、今までそしてこれからは、日本も活動の1拠点になっていってほしい。
(ところで札幌ってあんなに寒かったっけ)

久しぶりにシャバ(ベルリン)に戻る。雪がないってこんなにも走りやすいのですか。
近くの公園で日本のエナガに近い鳥をみる。たぶんシマエナガにとても近い。
あやちゃんがうらやましがって、走るたびに見かけた場所に行っているが未だ見れていない。ひっひっひ。

僕は走っていると、よく話しかけられる。
それも、ほぼルンペン。自転車でゴミをあさっている人とか、車いすで片足のない人とか。
まあ路上での仕事、という点で共通点はなくもない。
そんな汚いかっこはしてないんだけど。

そういえば、ドイツに来たての頃、数ヶ月コンテナに住んでた時期があり(もちろん彩ちゃんも)、
その時なんかは、凹みをトレースしている時にホームレスから5ユーロめぐんでもらったこともある。ホームレスにとって5ユーロは大金ですよ。

ドイツに来る前、札幌の路上で採ったギンナンを売っていた頃なんかは(もちろんそれで生計をたてていたわけではありません)、片目のやー○んとなんとなく意気投合し、ここでは書けない、いかがわしーぃところにも連れてってもらった。

シベリアの電車内でも、荒くれ達と意気投合し、、、、、、、
やべ、昔のことを書くと必ずボロがでてくる、この辺でやめとこ。
品行方正なふりしてるし。

まぁまぁ、何を言いたいかというと、
僕自身、特にガードがないからいろんな立場の人が話しかけやすいんだと思う。つんとすましている人とか、強がってる人にはやっぱり僕だって話しかけにくいし。
自分がただの弱い人間だという一面を(ほんとはそうじゃないかもしれないけど)受け入れてしまえば、楽に楽しく過ごせています。
たかがぼくのくだらないプライドなど、自分のつくった彫刻に対してだけで十分です。
そして出来るだけ人に接するときは公平でありたい、
えらい人だろうが、ぺーぺーだろうが、そういうところで接し方を変える人生は送りたくない。
というか接し方を替えるなんてそんな器用なことできないだろうな。
というかなんでこんな話しになったんだろうな。
書きたかったんだろうな。
人生初めてだし何もわからないな。

ただひとつはっきりしていることは、、、
今夜も飲むことだな。


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# by hecomi-study | 2015-03-20 02:16 | Comments(0)
2015年 02月 07日

マキタのキッシュ


1月、
を振り返ります。

何があったかな、たらふく飲んだ、ということしか覚えていない、、、
でも、
なんとかつくり続けられたと思います。
時間はかかったけど難しいことにも向かいあえたかな。
この踏ん張りがそのうち花開くはずなんだけど、、、

あやちゃんがいない、こういう時ほど、作家として真価が問われるはずです。
正直、そう自分にも問いていました。
採点は、、、、、、
というと、、、
ぼちぼち、
というところでしょうか。
残念ながら。
(でもこの辺を高めていかないとこれから生きていけないと思います)
(さもなくば、そこに待っているのは飢え死に、そしてハイエナの餌になるだけです笑)
(笑えなかったりもする笑)


そして、、今は2月やっと札幌、は大通りでの公共彫刻が完成しました。
はい、
みなさんに心から自信を持ってみせられる出来だと思っています。
(札幌に住んでいる方は嫌でもみることになると思います)

何はともあれ制作して頂いた東興株式会社さんにただただ感謝感激の一言です。
そして札幌市の方々、本郷新記念札幌彫刻美術館の方々とのチームにかけがえのない誇りを感じています。

撮影のとき幼い子が彫刻に(黄色に?)惹き付けられていたのがうれしかった。花の色に惹かれる蝶のようでした。
これです。自慢のレンズで撮りました。(腕が足を引っ張ってますが)
我ながらよくシャッターチャンスを逃さなかったものだ、と感心しています。

a0144713_1024264.jpg


さぁ。これでやっとスタート地点、、、にも立ってないか。
とにかく、もっと見てみたいです。何か知らなかったもの。
もっと、もっとです。



1月上旬、だんだんと日程が押してきている今日この頃、
札幌にいるうちにやっておきたかったことが、
やっておきたかったことが、、、


キッシュづくりに逃げています。(叔母にもらったレシピです)

キッシュで思いだしたけど、
ドイツの電動工具会社、ボッ○ュさん。
せっかく縁のある国だからと、けっこうひいきに使って来たけど、
あなた、けっこうすぐ壊れますよね。
しかも大事な時に、
しかも前触れ無しに、
しかもいきなりうんともすんとも言わなくなる、
しかもしかも、こりゃどうしてもだめだ、と急いで日本製のを買った直後にまた動き始めた。(がんがん叩いてたら動き始めた、キッシュにして食べてやろうかと思った)(けど出来の悪い子ほどかわいい、というように確かに愛着は湧いてしまった)

そういうことをしていると、いくら心やさしい僕でも、日本製に乗り換えますよ。
意外ですが、ドイツでも優秀な道具を必要としている腕のいい職人さんたちは日本製の電動工具を重宝しています。誇りですよね。
全く日本語を知らない人でもマキタ、、マキタ、と言って自慢してくるし。

あれ、マキタのキッシュ、、、? 何の話しでしたっけ。


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# by hecomi-study | 2015-02-07 10:25 | Comments(0)
2015年 01月 02日

凹み桜


明けましたか?
明けたようです。

今年もみなさんに凸が訪れますように。
ぼくにはいい凹が訪れますように。

今年の抱負、
行けるものはグイグイ行く、
にします。
(こういうのは抽象的にしておいた方が後から何も言われずにすむ)


そして一句

ぐいぐいと
攻めて散るなら
後悔もなし

夢では満開
凹み桜

いやー、切れ、深みもあっていい句ですね。
(最近は、前に有さんにもらった俳句の本に影響されています)


せっかくのお正月なので(僕みたいな職業だとそういうのあまり関係ないけど)チャンス、
UBEくん彫刻をじっくり時間かけてとことんまで突き詰めてみる。
少しずつやってるうちにまだまだ直す余地が出てくる。

そしてついには、ほれぼれするようなイケ凹になった。

こうやって詰めていけたことは意義のあることだけど、逆に言うと今まで時間とかの制約でどれだけ妥協してきたのか、、
複雑な気持ちになりました。


12月箇条書き

札幌の凹み採り
うまくいけば雪が積もる前に少しでも、、、
と思っていたがそんな希望は無惨、雪に埋められてしまった。
凹み探しに雪は大敵です。
雪解けまでは新しい凹みには出会えません。

でもやることはたまっていく。(ないよりはいいことです)

作品も少しずつたまってきた。(いいことです)

お○ねの方はちっともたまらない。(わびしいことです)


さて、公共彫刻の方もめどがつき、いよいよ凹み軍団フル稼働(一人です)。
部屋を本気仕様にする。
かなりよくなった。

あとは僕のやる気を本気仕様にしなくてはいけません。
一番難しいです、正直。

いろんなことにめどがついて、ちょっとボケっとしてきました。
(12月15日頃現在)


札幌のクリスマス、
白いクリスマスにはあこがれていたけど、それにしても積もる積もる。
雪には妥協というものがないのかしら。
というか
ものごとには節度というものがあるんだよ、
ね、君。

昔、よくこうやって怒られました。

また一句

こんなにも
降るものでしたか
雪くんよ
やなこと いいこと
埋めてくれ


忘年会シーズン。
ぼくに友達なんていない、と一人ふてくされていたが、ちゃんとやさしい方々が誘ってくれた。でも4連、5連ちゃんくらいになってくると夜だけとはいえ、フラフラになってくる。
昼もあまり集中しているとは言えないかも。


なんてしけたことばかり書いてますが、
スペインの方はうまくいっているんです。
(ちなみにこのブログはあやちゃんの両親も時々みているようなので、いいこと8割、悪いこと2割、で書いています。蕎麦みたいだけど)
(今になって、娘を返せっていわれても困るしね)

だから忘年会で飲んだ暮れている、なんて絶対書けないし。

(ですのでブログだけ読んでるとなんだかチャンチャラうまくやっているように見えるかもしれませんがそうでもないんですよ)

という訳でスペインでのいいこと

僕の一回の個展期間中での売り上げ記録を更新できました。
調子がいいので会期も延長してくれています。
こうやって年、何回かの個展で計算ができてくると(お金の)、とてもとても助かります。

しかも持ってくれた方々がまた嬉しい。
とても大きなコレクションや、ぼくが最も尊敬していた美術家の一人にも持ってもらった。

そしてこうやって書いてみると
決して悪い年末じゃなかったんだ、と思えてきました。


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# by hecomi-study | 2015-01-02 15:48 | Comments(0)
2014年 12月 15日

リハビリ


12月になりました。
今年も残すところわずか、
はい、出来ることは出来るかぎりやっておきたいです。
でも人間は弱いものでもあるのです。
いつもぼくの中の悪いケンが甘い言葉をささやきます。
凹んでもいいんだよぅ、って。

でも凹み取りが凹みになっては絶対にいけないのです。


11月箇条書き

大通りに設置される予定の彫刻。
11月はその子に捧げました。
2週間以上、工場に行かせてもらって。(いつもに比べて真面目ふうにしてたのでたぶんそんなに邪魔にはなっていないと思う)(でもぼくの基準は相当他の人と違うかも)

なんと言ってもこの月は工場の方々に感謝です。
ぼくにとっては不可能なことも、
彼らには可能なのです。
なんて頼もしいことだろう。
将来もこのチームで行かせてください。
無敵です。

そして大通り地下歩行空間に設置される彫刻、
かっこいいと思います。
まだ塗装も終わってないのにすでに予感があります。
もったいないので皆さんには見せたくないくらいです。

雪祭りの開催にあわせてお披露目される予定です。


さて、
密かにもうひとつ進めてる子がいます。(密かな意味はないんだけど)
来年、夏に山口県宇部市で展示が始まるのだけど、
そっちの方は難航。とても難航。(原因はただの僕のわがまま)
頭に軟膏が必要なくらい難航。(最近はすっかり冗談もうまくなりました)
しばらくは頭を悩ませるでしょう。

(2週間後)
と思っていたら昨日、宇部からぼくのわがままを了解してくれる、との連絡がきました。正直、無理だろうとも思っていたので、(父、あやちゃんともに、期待しない方がいい、と言っていた)(辞退も覚悟していた)あまりにうれしく、すぐにしゃぶしゃぶの肉と祝い酒を買いに行きました。
そして、ほっとしたのか恐ろしいほどの眠気がやってきました。(ここしばらくは鬱々としていたからかな)

今年もやっといい年になってきました。(ちょっと遅い)
まだ終わらないでほしいです。

PVCでの凹み制作の方はこの月はほぼ中断していました。
これだけの期間、何もつくっていないんだからリハビリから始めています。
ぼちぼち、、には遠く及ばず、ぽちぽちくらいです。

今年もなんとか暮れそうです。


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# by hecomi-study | 2014-12-15 17:38 | Comments(0)