月刊/凹みスタディ

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2012年 10月 01日

次に向けて

凹みスタディ9月号

27日
午後、へろへろになりながらハンブルグ着。
みきさんのギャラリーで秘密兵器をピックアップ。(クリストフにマシンで切ってもらった凹みです)(言ってしまった)

展示中の堀田さんの絵画に癒される。
とにかく実のある、いい作品。
実力があってとてもいい作品をつくる作家というのは丁寧に探せば、巡り会うものです。
でも彼の場合それプラス、常に結果を出す。(販売ということです)
仕事柄、いろんな美術作家をみてきましたが、彼くらい最初からコンスタントに結果を出し続ける作家はみたことがないです。
ほめすぎでしょうか?
いえいえ、
ぼくは彼の作品がまだ手の届く値段の時に買いました。
ぼくはいい眼をしているでしょう、
というオチがあります。

夜、ベルリン着、飲んで寝る。


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早朝、出立。
とてもいい旅でした。
ブエノスアイレスから、サンパウロ、アムス、ハンブルグ、ベルリン(ここは陸路)という旅程。
サンパウロで10時間待つ。よくわからないシステムのおかげでで、ブラジルのお金に両替できないし、危うく、何も口に出来ないところだった。
アルゼンチンペソというものは、他国では一切(ほとんど)取り扱われていないのか。いい勉強です。

サンパウロにて。
あやちゃんの手荷物チェック時に、
ごつい強面の係官がこう言った。
ハロー、マダム、、、、エキタイ?
びっくりしたあやちゃんはハンドバックを指差してこう言った。
ノーエキタイ。

係官は満足顔だったらしい。
変なやりとりです。

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昨日行ってみて休みだった美術館に行ってみる。
お昼に着いたが、その辺の人に聞くと2時から開くとのこと。
2時かぁ、うーん、なんとか、2時間プラプラして、2時に入り口へ。
その辺の人に聞くと、えっ、今日は美術館休みだよ、なんの展示もしてないし、入れないよ、とのこと。

ステーキ2種類をこれでもか、というくらい食べる。
僕の人生で一番のステーキでした。

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チョリゾーをはさんだパン、
チョリパン(本当です)を食べる。

さて、今日トレースした凹みで、今回の凹み収集は終了。10月はひたすらこの子達を彫刻にします。
ゆっくり吟味し、丁寧に進められた。今回は美術館が建っている浮き島を丁寧に歩きそこの凹みだけに集中しました。
ちなみにブエノスアイレス市街の方はいたるところ素晴らしい凹みだらけ。
こっちに手を出すと何年かかかりそうなくらい、なのでびびってやめました。

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朝、立派な凹みのトレース、
昨夜、めずらしくあやちゃんからのリクエストがあった。
かつて挑戦したことのない形。

午後、待ちに待った骨董市へ。
ここぞとばかりに楽しむ。

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ゆっくりじっくりとだが、納得のいく凹みを見つけられている。
自然保護区でラプラタ川とご対面。

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初めての凹み探し。

浮き島の奥へ進む。
ある線を越えたところでさすがにここはやばいな、と感じる。
路上生活者の掘建て小屋が並んでいるが、彼らの眼の色が違う。失礼を承知で言わせてもらうと、すさんだ野性の光が宿っている。
ある意味、今までの凹み採取の中で一番緊張したかも。

それでも粘った甲斐あり。
もうどう見てもこれ以上進んじゃやばい、という地点でひきかえそうとふとまわりを見回したとき、ついにこれぞ、、という凹みを発見。

興奮して歓声をあげたくらい。

それにしても、あやちゃんもよくこんなところまでついてきてくれるものです。ちなみにいつもは自分たちの身を自力で守れなさそうなところには絶対に行きません。今回は例外なのでご心配なく。(凹みの匂いにつられてしまいました)

ホテルに一度戻り、街散策。シャバはいい。

ちなみに、なぜいきなりアルゼンチンのブエノスアイレスにいるのかということ。長くなるので箇条書きにします。

○ブエノスアイレスの現代美術館が主催のコンペ(公募)をあやちゃんが見つけた。
○主催者は巨大なホールでの巨大な作品を求めている。
○二人とも高額の賞金につられた。
○絶対に勝ちたいと思った。
○でも年齢、キャリアなどが無制限で、世界中の名だたる作家達が応募してくるだろうと思った。
○それに勝つにはやっぱり現地の凹みでなきゃ、と思った。
○二人とも理由無き自信があったので即飛行機チケットを買った。

FAENA ART PRIZE
という賞なので、腕に自信のある人は応募してみるといいのでは。

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ツーリストバスで街をみる。最近は効率のいいこの方法がはやっている。

チャイナタウンへ。

9月19日

両替。一軒目、二人ともさだかではなかったが、少しだまされたかもしれないね。渡したお金を少なく数えられるという手。いい勉強ができました。
数軒まわってやっと日本円を替えられた。

野犬の群れをみる。

目の前で車と自転車で小競り合いがあり、おもしろそうだからみていたら、あやちゃんがさっと遠くへ離れた。なんでも車から出てきた方が立派な銀色の拳銃を握っていたらしい。

初日から、気を引き締めないと犯罪にあうな、と思えたのがよかった。

牛肉、歯にがっちりはさまるくらいのしっかりした肉。
おいしいけどいくら肉好きのぼくでももう2、3日は食べなくていいかな。

9月18日

ブエノスアイレスへ。
途中飛行機がすごく、というか尋常じゃなくゆれて汗びっしょり。
後から知ったけどウルグアイに大きな台風が来ていて大被害だったらしい。
えー、飛ばないでよという感じです。
30時間くらいかかってやっと着く。
とにかく寒い。

9月17日
ハンブルグへ。
クリストフとプラスチックのマシンカッティングのテスト。
とても丁寧にやってくれた。

もっと大柄な作品をつくりたい、(大きさということではなく、迫力を出したい)
最近、より強くそう思うようになっていた。


9月10日

ベルリンへ。
9月11日にアメリカで飛行機に乗るのは絶対やだよねぇ、とか言ってその前日の飛行機にしたが、なんだ結局ヨーロッパに着くのは11日。
よく考えればそうだよね。
あまり気持ちのいいものではない。

シカゴ滞在中、ユースホステルでは
夕食前か後に必ずビリヤードをやった。
ただだし、ベルリンではそんなにやれないし。
初心者だったあやちゃんはめきめきと上手になり、今では、ぱっとみ、いっちょまえのハスラーです。

9月9日

シカゴで最後のミッション、
ずっと目をつけていた繁華街にある凹みのトレース。
人ごみを恐れ、朝早くに行き過ぎて寒い。
お金をせびってきたホームレスにも応援してもらい見事ゲット。(話しかけてくれるのはホームレスか警官くらいです)(いつかトレースしているぼくをみかけたら気軽に話しかけてあげてください)

船のツアーに申し込む。
街を川から眺めたり、五大湖に出てみたり。

9月7日

オープニング。おしゃれして出かける。
やるべきことはしっかりと出来たと思う。
エヴァが僕の作品を知ってからこの展覧会まで5年かかった。
5年前アメリカの雑誌に小さく載っていた一枚の写真をみてピンと来たエヴァはなんとか僕の連絡先を調べあげ連絡してくれた。(今日まで知らなかったけど、僕の展示作品をみるのは初めてとのこと)
見つけてくれてありがとう。
なんて言っておいて、しっかりイタリアンをごちそうしてもらい、ホステルにまで送らせた。


9月6日

ギャラリーで打ち合わせの後、あやちゃんが楽しみにしていたチャイナタウンに行ってみる。安くておいしかったけど
島の問題に関係した抗日の張り紙をみてしらける。


9月5日
シカゴの美術館へ。
広大な建物に収蔵品がぎっしり。
印象派とか、ポップアートとかミーハーな展示だけみて引き上げる。
インディアンの伝統美術もみた。
現代美術とかはやめておく。自分の搬入最中に、 同分野の、さらに今後のライバルとも言える作家の作品を心から楽しめるほど人間はできていない。


それはそうと
アニッシュカプーア
アレクサンダーカルダー
フランクゲーリー

彼らはすばらしい公共作品をこの街に残していました。ぷらぷら歩いていると普通にありました。

やっとみつけた本屋でブエノスアイレスの本を買う。


9月4日

搬入二日目、、、
にしてほぼ展示完成。

それにしてもこの暑さは危険です。

9月3日

美術館は来客者が並んで待っているので、予定変更、水族館へ。(僕としては大歓迎)
想像以上に楽しい。あやちゃんはタツノオトシゴが動くところを初めて見たらしく、お気に召されたようでした。
オトシゴダンスのようなものを披露してくれました。

うどん

サラダは多めにこまめに食べる。

ユースホステルの屋上でサイエンスフィクション作家に会う。

ビリヤード。

9月2日

かなりいいな、と思っていた凹みをなんとかトレースした後、(始めて5分くらいで警察の方々が来た。僕は気がつかずあやちゃんが誰かと楽しそうに話してるなぁ、と顔をあげてびっくり)
いよいよ街へ繰り出す。なんだか気品があっていい街です。
そのままビーチへ。よく遊び、よく歩く。
まるちゃんのラーメンと焼きそば弁当をみつけて、すごくテンションがあがる。

9月1日

まずメイン作品の搬入。
あっという間にめどがつく。
全て畳んで固定してあるので現場ではすごく楽。

近くのバーでアメフトをみる。

グリル屋さん。(おいしくなかった)


8月31日

早朝、シカゴへ旅立つ。
特別に大きな荷物だったので、大きいタクシーでも載らず、僕が車の底に寝っころがってその上に荷物。
空港でもまわりがざわざわするくらいの荷物の大きさでした。
なんとか追加料金を払ってOKがでました。

全てはぼくの計算違い。
もっとはやく彫刻が出来上がって余裕で空輸するつもりだったのだけど、結局押しに押し、当日僕と一緒に行くことになった。

あや、映画を3本くらい見て全部で泣いていた。
スチュワーデスさんもびっくりです。

フランクフルト経由、シカゴ着。
無事にギャラリストのエヴァにも会うことが出来た。

それにしても暑いです。

ユースホステルの個室。(目玉の飛び出るようなホテルしか見つけられなくて)

早速お散歩へ。公園で涼んでいると、映画にでてくるようなホームレス達が。
なんだかアメリカにきたことを実感する。
そしてとてもきれいだし気に入る。

kenichirotaniguchi.com
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by hecomi-study | 2012-10-01 23:52 | Comments(0)