月刊/凹みスタディ

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2012年 07月 01日

天と地と (かっくん)

28日

いろいろ順調でいい週末が迎えられそうだ、
と思っていた平和な午後、オランダから一通のメールが。

なんでも司法省彫刻を吊っているワイヤーが設置時に比べて伸びているように見える、とのこと。
危険だし緊急を要することなので直ちに対応してね、という内容。

けん、あや、真っ青になる。
あちこちに連絡するがエスターとリンチェは休暇。
ジークフリードは「そんなことはありえない」
そして今は他の仕事で動けないとのこと。
まずは状況を把握するため急遽けんだけ、レーウワルデンへ。
ぎりぎり最終列車で深夜、ホテル着。
こんな週末になるなんて。
眠れるわけもない。
(彫刻がななめになって落ちそうになっているのを想像していました)

次の朝、司法省が開くのを待ってまず状況の確認。
うーん、
ふむふむ、
これがあーで、
これがこーで、
あれ、
おや、
これはっ
全然問題ないっ
というか1センチだって伸びてない。

そのうちみんな出勤してくる。
いろいろ聞いてみたが、え、けんなんで来てるの?という感じだ。
「いや、ワイヤーが伸びてるって聞いたから、びっくりして飛んできたよ」
「そうなの、聞いてないよ」
いろいろ突き詰めていくと、
誰かが、なんだかワイヤーが伸びている´気がする´
ということで個人的にコーディネーターに連絡が行き、そこで話しが大きくなったようだ。

まぁ冷静に考えれば、太い鉄のワイヤーがそう簡単に伸びることなんてないし(伸ばそうと思ったって無理だし)、うかつに心配しすぎたかな。
でも、ドイツにいるぼくがこうやってチェックに行かないで、後から、すぐに来られるオランダ人のほうがよかったんじゃない、とか思われたらしゃくなのでよかったです。
そして心置きなく週末を過ごせるし。(何日も悶々としたくない)

そのうち、ビル来場者がたくさん集まってきて彫刻の下で何かのイベントみたいのが始まった時は、さすがにかっくん、した。

ジークフリードも「だから言っただろう」ですって。かっくん。(気が抜けた音です)
一路ベルリンへ。


6月下旬

バルセロナのギャラリーでアシスタントをしているモニカと恋人のオスカルがベルリンに遊びにくる。すごい飲む。

司法省彫刻、歴史美術館彫刻、のめどが一応ついたのでなんだかすがすがしいようなぼんやりするような。

好きな彫刻をこちょこちょ、
こっちをちょこちょこ、、、
とやっていたらあれ、けっこういいのが出来上がった。

日曜日の午後、あやちゃんの大事な友人達来訪。
前の日から仕込んでいた鶏ガラの肉団子スープ、
激塩辛くなり、がっくり。あの岩塩とかいうやつはくせ者ですぜ。あの塊が溶けないでいたのに気がつかず、どんどん塩を足してしまった。

悔しくて次の日はがっくり。(ただの二日酔いだったようです)

20日

2軒となりに現代美術センターがあったので一応美術家っぽくみてみようかなと思ったけど、
まだ始まっていない。後から来よう。

アニエスb.でのショッピングに変更。
ふたりおそろいのズボンと(世界一背の高い国オランダでみつかるなんて奇跡的なことなのです)
けんのシャツ。

テンションをあげてアムステルダム一と言われるコロッケ屋に寄り、
荷物を受け取り、
さあ、一路ベルリンだ。
あれ、現代美術センターは?(おぼえていたけど口にしなかった。だって毎日いやでも美術をみてるんだし正直もうみたくない)

19日

ギャラリーでいろいろやる。

4時半エスターが迎えにきてアムスへ。

今日はクラウス夫妻、ディック達と
ビルと彫刻完成のパーティー。
極上、シャンパンとワイン。
いよいよ解禁となったニシン。
知り合いシェフの手作りフォアグラとトリュフ。
豆と羊の煮込み。
それにしてもこのフォアグラは、僕の人生でおいしかったもの3本指に入ります。
そしてここの窓からみえる風景も圧巻。
天国があるとしたらこんなのがいいな。
すっかり長居して、さらにホテルまでエスターに送らせてしまう。


12時、ホテル着。
このまま朝までぐっすりだ、と部屋に入ると
2段ベッドがいっぱい並んでいる。あれ、これって
ユースホステル?それも汚めの?
まあいいや、と寝たところ
真夜中にがさごそ、がさがさ。
ネズミだ!!
けんの一言であやちゃんも跳ね起きた。
確かに、部屋に食べ物を持ち込まないでください、と書いてあったな。かっくん。


18日

姉、日本へ発つ。
搬出、兼新しい展示をつくる。
あや、ミリアムからアルマーニのズボンをもらう。
娘のいないミリアムはとにかくあやちゃんをかわいがる。
新しい中華料理を開拓。

17日

午前中ギャラリーの庭でトワンのパフォーマンスをみる。
この時期ロッテルダムではポエトリーフェスティバルというのをやっていて年々大きくなっている。パフォーマンスはその一環のイベントで、世界中から参加している詩人たちが見にきた。

ホテルで姉の到着を待ち、2時から始まる歴史美術館のオープニングへ。
すごい人でした。いい企画をやり続けてきた美術館の底力をみた。


5時からギャラリーに移り僕の個展のクロージングパーティーを兼ねたギャラリートーク。
もうやりたくないなぁ、誰も来ないでくれないかなぁ、と思っていたところ
参加者は、たったの3人。緊張しないで済んだし、お酒やお菓子を勧めてうやむやに交流会のような方向に持っていった。

強く願えば叶うのです。

打ち上げにイタリアンレストランへ。
歴史美術館からパウル、リーズベト、イングリッド達が駆けつけてくれる。
姉が持ってきてくれた折り紙本をプレゼントしてみんなでおおはしゃぎ。
最後は、店を閉めます、と言いにきた店員にみんなでからんでいた。

ところでイングリッドのだんなさんは凹み彫刻を持っているのだが、なんと彼のクレジットカードには凹みが載っていた。これにはさすがにびっくり、恥ずかしかったけど同時にとても嬉しかったです。ぼくもやろうっと。
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16日

夕方から庭で飲み始め
ディナー。
今日からはホテル泊。

15日

レーウワルデンへ。
やっと姉に司法省彫刻を見せられる。

14日

午前中、照明と最終チェックをして完了。
夕方、フランクフルトから姉が到着。

けんあやのずば抜けたお気に入り、ホテルニューヨークのレストランで食事。
何度来ても気持ちのいいところ。
札幌ビール園のにぎやかな広いビアホールをもっと都会的にして、かつアメリカへ向かう開拓民のロマンを残し、インテリアを選び抜き、おいしい魚介類を用意して、窓を大きくとり、海の脇に建てた、ようなところです。
(ちなみに札幌ビール園も大好きです)

13日
早朝、ロッテルダムへ。
今回の荷物はちょっときつい。タクシー、タクシー,です。

3時過ぎ歴史美術館着。
今日は下見くらいでサッカーを見にいこうかなと思っていたけど、甘かった。みんな待ちかねていたようで
即、搬入開始。優秀なスタッフがいるし、
見事1時間ちょっとでやり遂げる。
この彫刻に関しては、けんあや、ベルリンのアトリエで何度となく吊ったり下ろしたりを繰り返し練習してきたので、糸の順番、たたみ方まで頭に入っていた。

リーズベスのゲスト用アパート泊。
ドイツ対オランダ。

12日
アクリル会社からケースを運び出すも、重すぎて路上で動けなくなる。近くのタクシー乗り場までがつらい。そこに救世主ロイが登場。(通りかかったインド人)一緒に運んでくれる。ぼくもいろんな人に親切にしよう。

このケースには司法省彫刻の原型となった彫刻が入りアムステルダムまで運ばれていく。(人任せな言い方になったけどぼくが運びます)

それにしても準備が前日までかかってしまったのがほんとうに残念だ。



6月11日
注文していたアクリルケースの納品日。
も、納品は延びてオランダ出発の前日、明日になる。
よくあるんです、こういうこと。
何度もいうように作品をぎりぎりで完成させるのは本当に嫌なんだけど、(質が落ちるから)
今回はしょうがないです。いい勉強です。もっとコミュニケーションを密にとれ、ということです。

6月9日

姉がベルリンに来る。フランクフルトでの学会とオランダでの調査のためにヨーロッパに来た。ベルリンではドイツの家族省(そういうのがある)とのミーティングらしい。

そして待ちに待っていたヤナギソウリの片手鍋と、ミルクパン、おたまセットのおみやげをもらう。
うーん、これで料理をすると本当にテンションがあがる。

折り紙本からテキスト、拝借。

6月の最初のほう

いくつかの出来事がテンションをあげてくれました。
が、あまりおぼえていません。
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by hecomi-study | 2012-07-01 23:43 | Comments(0)