月刊/凹みスタディ

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2012年 06月 05日

光るには

5月後半

サッカーのワールドカップ最終予選が近くなり、
けん、そわそわし始める。選手より緊張しているのではないか。

いくつかの残念な話しと、いくつかのいい話し。
アメリカ上陸にあたっていくつかのコンペに応募していたが空振り。これが残念な話し。かっくり。
まっ、欲なんか出さず、個展だけに集中すれよ、ということでしょう。

いい話しの方はしなくていいです。

たくさんの初めてを。
それが5月の目標だったけど、なんだかんだ言って
集中してぐいぐいつくる、という感じではなかった。
最後の数日はリハビリを兼ねてたまっていた簡単なものを形にしていく。
いい6月へ向けて。

区切りもいいしここらで前々から少しずつつくってきた作品リスト(これもたまっていた)をあやちゃんが整理してくれた。
もう自分たちの頭じゃどの彫刻がどのギャラリーにあるか、絶対にわからないし手遅れになるまえに、と再度始めた。
エクセルに打ち込んであるのをふと数えてみると、
けん、ドイツに来てつくった作品(売り物)が写真、紙作品を含めると二百を超えていた。ちょっと複雑。
いっぱいつくったんだな、という感慨もあるけど、
これだけつくったんならもう少し成長しててもおかしくないんじゃない、とも。
まあぼくは頑固で自分の経験したことしか信じない、恐竜みたいな頭の持ち主。歩みも遅いよね。どうしようもないだろうな。

でもいくら遅くてもどうやら前には進んでいくようなので、
ある意味一番の近道なんです。最近発見しました。

だいちゃんと撮った司法省彫刻の模型。
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5月前半。

15日最近の彫刻報告と自慢をしたあと
セバスティアンにマンハイムの港ツアーをしてもらう。
凹みのありそうな廃墟とかに連れていってくれた。
そしてついに彼のコレクションの倉庫に粋な凹みを発見。
たぶん彫刻にすると思う。

15日
マンハイム。
カトリック週間というのが2年おきに開催され、今年の開催場所はマンハイムということになった。
その中の1イベントに参加する。
選ばれた美術家がいろんなお店のショーウィンドウを使って展示をしていくというもの。
ぼくの担当はジュエリー屋さん。
あっという間に搬入が終わる。
みんな忙しそうだったので迷惑をかけずに済みよかった。
足足し作戦成功(あしたし)。

ヒョウがふったり、風がすごかったり。

オープニング。
美術館でお話を聞きワインであたたまった後、街をぞろぞろ歩き、それぞれの作品をみるというもの。10数人の作家がいるし、でもぼくの番まではいたほうがいいのかな、やってられないな、腹減ったな、というのが顔に出ていたらしく、セバスティアンの方からあとは俺がやるからいいよ、と言ってくれた。ただちにドイツ郷土料理屋へ。
日本にもあるタルタルステーキ。これをドイツで初めて食べる。絶品。


14日彫刻撮影。
フラッシュを使っての「光らせ撮影」を初めて自分でやってみる。
部分的にプラスチックを光らせることで空気感とか素材感とか現実感とかが増す気がする。たかが彫刻写真だけどいろいろと出来る部分はあるものだ。
まだ完璧には程遠いけどまずはこんなものかしら。

光ってないやつ
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光らせたやつ(足足しバージョン)
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13日
せっかく前の日にベルリンに来た、たけちゃんとフリマに行ったけどひどい二日酔い。もったいない。

11日ハンブルグ。

凹みフィッティング。
アウェイでの仕事はいつも以上に一発勝負。(凹みのコンディションが悪ければまたベルリンから出直さなければならない)
用心深く。

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楽しみにしていた
たけちゃんのオープニング。
稀にみる高品質の作品群。
ドスがきいてきたね。
大島くん、佐竹さんと心強い友人が来てくれるのもうらやましい。
これが人望というものです。


5月の最初の方。

凹みフィッティング。
去年から機会をうかがっていた凹み。
凹みの上に車が停まっていたり、とハプニングはあったけどうまくいく。

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けんあや期待のホープ山本くんの到着。でも違う空港に迎えにいってしまう。
何はともあれかわいい後輩が来たことは素直にうれしい。
ふふふ、これから時間をかけてたっぷりとかわいがってやる、と舌なめずりしていたら、
あんまりしつこくすると嫌われて遊んでくれなくなるよ、と彩ちゃん。


細かいけど完成度を向上させることに挑戦。
この中でも革新的だったのが足足し作戦。(あしたし)
一人で、誰でも、どこででも、一番いい角度で彫刻を立たすことができる。(通信教育の宣伝みたいです)
まだ力学上どのへんに重さが来るのか、よくわかっていないけど、何度もやるうちにもっとシンプルに効果的にできるでしょう。
今までの
○ベストな彫刻の角度、形は作家であるけんが現場でしかつくれない。だから僕がいないときなんかはけっこうひどい形で展示されてたりとかもあった。
○搬入のたびに本人が現場に行かなくては行けないので、時間とお金がかかる。
○吊るための糸がこんがらかったり、購入した人にもいろいろ説明が必要。

これらの問題が劇的に解決される、、、
(はずなのです)
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by hecomi-study | 2012-06-05 01:35 | Comments(0)