月刊/凹みスタディ

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2012年 05月 03日

子羊たちの沈黙

5月1日

けんアトリエでごきげん、
何が嬉しいかというと、
5月の中旬までは好きな物をつくれること。
こんなにうれしいものだったっけ。
今まで挑戦してみたかったことをどんどん盛り込んでみよう。


4月30日、月曜日。オランダ女王の誕生日。
今日だけはオランダ中どこもかしこも大騒ぎしてのお祝い。
そして毎年この日のイベントの目玉はフリーマーケット。
これを楽しみに滞在を延ばした。
めちゃくちゃテンションがあがる。
午後、一路ベルリンへ。


日曜日、お昼ごはんにシャクリーンのアトリエにお呼ばれ。
ぼくらが今までオランダで会ったもっとも好きな美術家。
昼ご飯から白ワインを飲む。
この時間に飲むのは1年ぶりくらいです。(ほんとうです)

ミリアムに、来い、と言われていたので仕方なくギャラリーへ。
いろんな人が待っていた。
ぼくとこのギャラリー、そしてミリアムとのつきあいはもう10年以上になるが、今日はオランダでぼくの彫刻を初めて買ってくれた人が。
10年前といえば、しょうもないようなものをつくっていたのではないか、と申し訳なく思えてくる。
(実際しょうもないなかったです)

ギャラリーの庭にはカスタニエンの巨木がある。
何がきっかけか、あや、ミリアム、木の下に生えてきたカスタニエンの若木をベルリンに持ち帰ることで盛り上がる。
というわけでカスタニエン(西洋のトチの木)のちびが掘り起こされベルリンへ行くことになる。(あやちゃんはムカデやらミミズやらは苦手なのでぼくが掘り出すことになる)
写真は庭の巨木
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けん、あや、いきなりディナーのアシスタントを任命される。もちろんシェフはミリアム。
かなり飲む。
けっこう大きな嬉しい展示の話しをされたらしいが、次の日には忘れていたくらい。(かなりという意味です)

オープニングの日

ギャラリートーク。
司会進行のアンネさん、楽しかったけど、
あなたの変な話しの振り方は言葉の不自由なぼくにはとてもきつかったです。
写真は大変困っているけん。
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オープニング、あやちゃん製作の司法省彫刻映像試写会。

とにかく会いたかった人はみんな来てくれた。

打ち上げはイタリアンレストランZINC。
ツヴォレから来てくれたピムと一緒に悪のりしたので、
あまり記憶はありません。
ひとつだけ、
ミリアムの反抗期の息子ルーベン、
かつて一度もギャラリーの打ち上げには顔を出さなかったらしいが、
今回なにが楽しかったのか、はじめて一緒に食事に来てくれた。
それはうれしかった。

26日 27日

搬入。
数多くのかわいい妨害を受けるも、集中力はとぎれず。
(ギャラリストのミリアムは、搬入風景をみてすっかりテンションがあがり、搬入中にもかかわらず、いろんな人を連れてきて僕たちに会わせる)(けん、あやはそのたびに手を止め、むりやり笑顔をつくって接待することになる)

中華料理屋、野菜をたくさん食べておく。大事な時ほど野菜をたくさん食べるといい、ということを最近開発しました。

自他ともにかつてないくらい上質の展示。

エスターとオリバへ。
ぼくらのお気に入りのレストラン。
司法省彫刻の思い出話に花が咲く。
(彼女がロッテルダムでぼくの作品を目に留めたのが全ての始まりなのです)
しっかりとお礼ができた。


金曜日のホテルアパートメント。
今回の滞在はホテルアパートメント。
簡単なキッチンがついているので何かといいだろうと思って。
でも、ふたを空けてみると一度もキッチンを使うことはなかった。


25日、搬入のためロッテルダムへ。
夜逃げのような風貌の二人。
氷雨がつらかった。
ギャラリーに着いて、アンネのインタビューを受ける。
ミリアム家でディナー、帰宅。


明日、出発。準備は万端だ。
2、3日前までにはほとんどの製作を終えられたので、
細かい準備を丁寧にできた。
梱包も終わり、荷物を詰め、あやちゃんの髪、ぼくの髪を切り、家の掃除をして、オープニングで着る服にアイロンをかけて全て終了。
そしてあとはトンカツを揚げるだけだ。


22日、
いまやいっぱしの機材を揃えるタイロンから新品の照明機材を借り、
写真の師匠、だいちゃんに来てもらい、
あやちゃんにはごはんを用意してもらい、
けん、どっぷり撮影。
どうしてもぼくにはできない、光らせるところをだいちゃんにやってもらう。
さすがだった。このきれいなグラデーション反射はだいちゃんが開発した撮り方でしか撮れない。
前日の夜から始めたが、調子が良くて予定以上(十数点)の写真を撮れた。
その中でもベストがこれ。
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さて4月
今月はたくさんの情熱を月末に始まる個展に捧げました。
お金で買えるクオリティにはいとめをつけず、
お金で買えないクオリティには時間をつぎ込みました。
あらゆる妥協を許さず、、(少なくとも今までよりは)
少しだけ何かが変わった気がします。
あとは展示期間の2ヶ月間、結果をみてみましょう。


恒例、けんの4月、箇条書き!!

ドルトムントの優勝。


4月13日
あやちゃんの誕生日、プレゼントは木の柄がついたルクルーゼのオレンジ色のフライパン。
今回はあやちゃんからのリクエストがあった。
欲しがりません勝つまでは。
を心に掲げて人生を歩んできた
(うそです)
あやちゃんにはとてもめずらしいことでした。

早速、子羊のステーキ。
(春に生まれたばかりのまだよたよたしたのなのだから当然絶品、かわいそうだね)
(でも我慢して食べられてね)
(ちなみにあやちゃんは寝れないときはほんとに羊を数えています)
(いまだにそんなことしてる人っているのかな?)
(ぼくだったら子羊の骨つき肉とかを数えるけどな)
(でもよだれがでちゃってかえって寝られないか)
(それなら普通にかわいい子羊を思い浮かべればいいのか)
(なんてどうでもいい話しです)

難を言えば、キッチンをチューリップだらけ(畑)にして驚かせよう、とこそこそチューリップをいけていたら、いきなりあやちゃんが入ってきてばれてしまったこと。なんて言ったらいいかわからなくて大変気まずかった。

写真は司法省彫刻を2階からみたやつ。
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by hecomi-study | 2012-05-03 00:53 | Comments(0)