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2011年 03月 18日

がっかりする日々

3月17日

昨日飲み過ぎて制作なし。

昼食後、ローマに発つ姉を空港まで送りに行く。

今回、姉はヘルシンキ、ベルリン、ローマ、パリをまわり、先々で仕事を片付けていく。
よくはわからないけど、国から派遣されているのだそうだ。誇りです。

自宅へ、憧れていた泡の湯船につかる。(前の家には湯船はなかった)

3月16日

午後歯医者へ。
ここ数日、日本のことを考えると頭痛と歯痛におそわれていた。

夜、姉を新居に招待。
飲む。飲む。

3月15日

制作、落ちつかず。

インターネットで日本のニュースをみる。

つくづく思ったが日本のメディアにはがっかり。
あげ足とりに始まり、国民の混乱をあおるネガティブな報道ばかり。なんとかさんの怒りの声とかそんなのまであるし。世界史上稀にみる災害が起こってなんの不都合もないわけがない。

もっと、頑張ろう、とか、こうしたらどうだろう、とかそういう報道ができないものかしら。
混乱の6割はメディアが引き起こしています。
ヨーロッパのメディアはこぞって日本という国の対応のはやさ、日本人の冷静さを賞賛しているというのに。

そして原子力発電所のしくみ、放射性物質のなんたるか、さえも知らない日本のメディア。放射能、キャーこわい、という漠然とした知識しかない。(そういう僕はあやちゃんにさとされやっと勉強しただけですけど)

東電も想定していた地震の16倍もの激震が来て、なんの混乱もなく対処できるわけがないでしょう。そしてよくやっています。

賭けてもいいが福島の原発はこれから好い方向へ向かいます。(何を賭けるか知りませんがなんでもかまいません)

でも残念なことに、好い方向に向かってもメディアの東電叩きは終わらないでしょう。
彼らメディアにとって東電は最高の餌食ですから。
そして僕たちはそんなニュース、もう見たくはないので見ないことにします。

夕方、ヘルシンキから姉着。
お気に入りのドイツ料理屋へ。
新居祝いに柳ソウリのスプーン、フォーク、ナイフセット、フィンランドイッタラ社のコップセットまでもらう。
あやちゃん、谷口家の飲みっぷりにびっくり。

3月14日

朝フランクフルトへ。
司法省彫刻の制作会社へ。
今後の大まかな日程、お金関係のミーティング。
AMBROSIUSはフランクフルトの他にエーテボリ、上海、ドバイに支店のある、見本市や、美術館、博物館での特殊な内装展示を手がける制作会社。
8回も世界の制作会社コンペ(いろんなコンペがあるものです)で一等賞を取ったその筋ではピラミッドの頂点に君臨する会社らしい(自分たちでそう言っていた)。

150mの長さがある工場に圧巻。
いいものをつくりたい、という一番難しいポテンシャルもひしひしと感じることができた。
ここにしてよかった。

日本が大変なのによく来たね、と言われたが冗談じゃない。
ぼくがヨーロッパで日本のためにできることは、自分自身わかりすぎるほどわかっている。

夕方、ベルリンへ。
10時着。

3月13日

午後フリーマーケットへ。
小さな棚を購入、家に運び、スマデリ新店舗へ。
タイル張りの手伝いを少しだけ。
赤十字へ募金。
夜、黙祷。

3月12日

凹みペインティング用フィルムの買い出し。
先日バルセロナで採取した、マリョルカちゃん(マリョルカ通りにあったから)が予想以上にかっこよく、メッペルぶりに凹みペインティングをしたくなったのです。

ひどくなる日本の災害。
美しい国土には相応のリスクが伴うのかもしれない。

日本を離れてその自然の美しさを改めて発見したがそこには新陳代謝の早さ、という特徴がある気がする。大陸ののっぺりとした自然とは質が違う。
せまい国土なのにものすごい標高差、それが植生の多様さと非常に早い川の流れをつくり、日々流域の姿を変えていく。頻繁に訪れる台風、火山の噴火、地震、これらも停滞した樹木、植生をぬぐい去る。
逆に言えばこれだけ自然の猛威と闘ってきた国はあるのだろうか。
この何度も何度も苦境を乗りこえて来た過程に、日本が世界に誇る倫理精神が生まれたのだし、常に次を目指すという鮮度主義が根付いたのだと思う。(ぼくは伝統を守ることも好きだが、常に新陳代謝して鮮度のあるものも好きだ。あおい畳とか木造建築とか(石だと長ければ千年以上使ってしまう)いろんなものの新発売とか)

耐え忍んで。次を目指して。

3月11日

あやちゃんが日本の惨状を教えてくれる。

夜、たろぽんめぐぽんと食事。
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by hecomi-study | 2011-03-18 03:45 | Comments(4)
2011年 03月 11日

うっとりする日々

3月10日

ぼちぼち。
まだまだ仕事場に慣れない。どこに何があるかも把握できていない。
それでも世の中で一番嫌いな作業はやりとげる。

それにしてもぼくらの家がある地域はおもしろい。ここだけなんとも忘れられたような地域なのだ。まるで凹み。
もう少し南に行けば花のベルリンミッテ。もう少し北に行くとトルコ人が多く住む賑やかな商業地域。
ここはなんだか陰のある、すたれたところ。どこの街にも必ず一軒はあるゲーム機があって気の抜けたビールをだすバーみたいな地域。

こんなこと言ってるけど気に入っているし、集中するにはうってつけです。

前に住んでいたところから2キロくらいなのに、物価も違う。
ビールは発泡酒じゃないちゃんとした500ミリ缶が29円。おいしいのでこのビールはすでに僕たちのレギュラーになっている。

3月9日

やっと制作開始。
この10日間は一切できなかった。引っ越しでやむをえないとはいえ、一番大切なことのペースが乱れたのはくやしい。
これから取り戻します。

でもついつい新しい仕事場にうっとりしている僕。(あやちゃんに見られた)

3月8日

朝、塗装屋さんがきて部屋のシミを塗ってくれる。
けん、やっと仕事場の整理にとりかかる。そしてだいたい終わる。

武田くんと山本くんの絵を壁につけてうっとり。(山本くんの絵は私物ではありませんがつけてみました)
そしてここで、だいたいの引っ越し終了宣言。
残りの飾り付けとかは合間をみてちょくちょくやる。

3月7日

IKEAへ。棚を4つ、キッチンの調理台2つ、その他もろもろを買う。
配送サービスに家まで運んでくれるようおねがいしたら、2時間後くらいに届いた。
地下の物置の掃除。(そう、立派な物置までついている)
今日買ったものの組み立て。

ほんとこの家にしてよかった、ともう何回も思った。

3月6日

午前中、照明の取り付け。
午後、待ちに待ったフリーマーケットへ。
荷物が増えるので、新しい家に移るまで我慢していた。
あった、あった、キッチンにぴったりのランプシェード、しかも5百円。あやちゃんのスツールも5百円。

家に着き、キッチンのランプに取り付けてまたうっとり。

3月5日

荷物を開く。
古い家に行き大掃除。
新しい家の買い物。
5月まで住んでもらう方への引き継ぎ。(古い家の契約は5月までなのでその間は短期で貸す)
新居に戻りキッチン棚を壁に取り付ける。
けん、あやその出来にうっとり。

3月4日

いよいよ引っ越し。
引っ越し屋さんからは屈強な男達4人が来てくれる。
いろいろとおだてて頑張ってもらう。
僕が一人で持つダンボールを4つ持って運んでいた。しかもものすごいスピードで。
朝から始めて3時間半。
膨大な量の重い荷物を4階から4階へ運び終え、大変な仕事だねと、聞くと、この後休みなしで2軒、多い日だと8軒の引っ越しをするそうだ。
会社の上の方がどんどん仕事をいれてしまうらしい。
働いているのはみんな東欧諸国からの移民。
ドイツの引っ越し会社は移民を人と思っていない。こき使いすぎ。

3月3日

洗濯機、冷蔵庫、着。取り付けてもらう。
ドイツの洗濯機はやたら重いし、4階まで運ぶのきつくない?と聞いたら、なんの130キロの冷蔵庫を運ぶこともあるという。

インターネットと電話会社の人が来て無事開通。

水道屋さんが来て古いシンクを新しいのに取り替えてくれる。

自分たちでキッチンの棚付け。

いろいろなものが入って来たおかげでぐっと家らしくなる。

3月2日

1日家で梱包。全て包む。

3月1日

午前中、ガス、電話、インターネット、電気、などもろもろの手続き。(あやちゃんが)
ホームセンターで棚関係を買う。新居に運ぶ。
僕の部屋の白を塗り直し。
一個しか用意してなかったローラーが壊れ大苦戦。
しみじみ思うが工具、道具は日本製が一番。しかもずばぬけて。
まだ家がなじまない。

2月28日

いよいよ新居で鍵をうけとる。
それはいいが、水まわりの工事が終わってばかりで、その人達がなんの掃除もしていかなかったのだ。セメントとかドロみたいのとかが家中の床にこびりついている。
あや、けん唖然。そしてがっくり。
でもお風呂、トイレ、シンクを新しくしてもらうし、
掃除は自分たちでやるのがドイツ式。やればいつかは終わる。そして家は自分たちで良くする。
掃除一巡後、
床の色塗り。塗料が想像以上にくさいのでくらくらする。

くたくたで家。

2月27日

昼から、あやちゃんが働いているスマートデリのメニュー写真撮影。
新店舗開店に先駆け、日頃お世話になっているお礼をしたかった。
腕はダメでもカメラはいいし。
でも遊びに来ていたスタジオカメラマンにぼくが設営した照明やセットをほめてもらえた。
80カット妥協なし。
夜終了。
みんなで立食パーティーになったが鰻ばかりねらう僕。(みんなにしっかりとばれていた)

2月26日

買い出し

2月25日

最近、世の中で一番いやな作業、蝶番カバーの穴あけをしている。
主な道具を梱包して、これしかできないように自分を追いつめる。
今やっておけば、新しい仕事場ではたたみ放題になるのだから。

2月24日

凹み系荷物づくり終了。
大阪から南さんが大量に送ってくれたプラスチック板を試す。
日本の素材を輸入する時は全て南さんが請け負ってくれている。
新しい厚さは1.5ミリ。
最近、1ミリだと弱さを感じるし、2ミリだと加工難易度が高すぎると感じていた。
何かいいものはないか、と思っていたら、なんだその中間の1.5ミリがあるではないか。
注文するときにプラスチック会社のホームページをみていたが、3、4年もそれに気がつかなかった。

感触はばっちり。なんといっても力強いし、加工も1ミリに濃い毛がはえた程度。

あやちゃんの職場スマデリのメニュー写真、アナゴです。(うそです鰻です)
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by hecomi-study | 2011-03-11 02:51 | Comments(1)