月刊/凹みスタディ

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2010年 03月 31日

みつかった

3月30日

7時前に発掘現場へ。
オランダ人は人の領域に口を出さない。歴史美術館側も、ぼくと考古学チームとの顔合わせの機会はつくってくれたが、あとは関与しない。というかそんな時間はないのだろう。

だから考古学チームの10人とは、ぼくが0から信頼関係をつくっていくしかない。

実際、ぼくは別に何時に行っても自由なのだが、彼らの仕事を尊敬、そして体感することが大事。

何度かの訪問を経て、働いている彼ら、ひとりひとりとコミュニケーションをはかってきた。

時間はかかるし、できれば、やりたくないがプロジェクトを成功させたいのならやれ。

10人中、7人は名前もおぼえたし、いろんな情報を聞くことができた、し、協力者もできた。

そして今日、なんだか楽しくなってきた頃に、やっぱりいい形をみつける。

かなり興奮。でも来週にはこれを壊してもっと掘り下げるという。自動的にトレースの日は来週火曜日に決定。(月曜日はイースター休み)チャンスは一度。

ミリアムが見に来る。普通は入れないと言っているのにごり押し。

そう、なくした大事なペンはぼくたちの控え室である考古学チームのコンテナで丁寧に保管されていた。

お昼、視察終了。メッペルへ。3時着、ホームセンターへ。

帰宅。買い物、お金を忘れて一度家に取りに帰る。みんな大笑い。

やっと制作できる。今日は最後の凹みをトレース。2日かけてトレースしたい。

チーズハムサンド
ハンバーガー ポテト
野菜サラダ ミートパイ



3月29日

6時制作開始。午前中で目標達成。

午後、ホームセンターへ。

その後ロッテルダムへ。

歴史美術館との正式の契約。

ホテルへ。

明日は大事な日。お酒は控えようと思っていたのに、

電話であやちゃんと話していたら楽しくなり、レストランでビール4本。

シナモンカステラ
野菜サラダ 蒸しベーコンエッグ
クロケット
トマトと卵のサンドイッチ

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by hecomi-study | 2010-03-31 03:39 | Comments(0)
2010年 03月 29日

週末らしい週末

3月28日

なにかと来客の多い日。
最後にはピムのお母さん(80歳くらい)とその友達まで来た。

制作、80点。

ルースが採れたてインゲンとバンビを持ってきてくれる。

司法省へのプレゼン準備。

チーズパイ 蒸しベーコンエッグ
野菜麺
子鹿のステーキ インゲンのソテー

3月27日

制作、60点。

夕方、ルースさんと工場の歴史について最後の確認事項(凹みマップ用)。ちょいちょいと終わらせたら、今日は、いろいろなお礼の意味でぼくが晩ご飯をごちそうする。
ルースさんは明日からポルトガルに行くので送別会でもある。

ただの冷たいお蕎麦だが、薬味のほうを10種類くらい用意してお皿にならべる。

とにかく楽しく、4時間くらい飲む。

彼女は55歳。ゴビ砂漠やサハラ砂漠での話しも。
話しのついでにわかったことだが、ハンターでもある。明日、まえに撃ったバンビちゃんの肉を持ってきてくれるとのこと。

日本の鵜飼いの話し、海女さんの話し、散弾銃の話し。

チーズパイ
野菜麺
お蕎麦
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by hecomi-study | 2010-03-29 02:34 | Comments(0)
2010年 03月 27日

名前を忘れてなくすもの

3月26日

制作と凹みマップの資料づくり。
今日は金曜日、案の定、来客が多く集中しにくい。

でも、資料集めのほうは順調。だから、あせるな、けん。

スイス人、ドイツ人の美術家がKiKの視察に来たついでにぼくの家に寄る。

スイス人の彼とは一度、彼の奥さんも一緒にディナーを食べた。
でも、でも、どうしても名前が思いだせない。

ドイツ人の女性、なんだかみたことがある気がしたが、はじめまして、といってみた。ら、なんと2月に同じこの家で会ったらしい。なんてこった。彼女もすごく居心地が悪そうだ。

そして、せっかくの金曜日のディナー、この誘いも断わらざるをえなかった。
まちがいなく、今のそわそわしたぼくにはその場を100%楽しむことはできないだろう。そして残念なことにぼくはすぐそれが顔にでる。


そういえば、近所で、ケン、と声をかけてくれる隣人たちの名前をどうしても思いだせないし、KiKのスタッフの名前も忘れたことがある。HMR、司法省、考古学チームでも、名前を覚えきれていない方が半数以上だ。

前に、このブログで紹介した南アフリカ出身のリチャードさん、この方もじつは
なんと、マイケルさんだった。今日、念のためにとKiKのスタッフに聞いてみて発覚。
不安だったので、彼に直接リチャードとは呼びかけていなかったのが幸いだ。

ぼくは自分の名前を呼んでもらうことはすごくうれしい。
相手だって自分の名前を呼んでもらったら同じくうれしいだろう。

逆にそういう名前がらみの小さなことで、ものすごく傷つくことがある。

ほんとうに気をつけます。

罰として、もう10年以上使ってきた、木と銀でつくられたペンをなくしました。

そして、スイス人とドイツ人のふたり。

野菜サラダ 蒸しベーコンエッグ(アルミホイルを使う。姉から教わった)
野菜サラダ ミートパイ
パセリきのこペペロンチーノ

3月25日

ペインティング制作。

午後、トレースと凹みマップのデザイン、原稿。
工場でトレースしなければいけない最後の凹みが終わった。
トレースの最中、音もなくコウモリが頭上を飛んでいる。

ミルク工場凹み11人衆のつもりだったがひとり脱落決定。
トレースしてはみたもののどこからどうみても、チャームポイントが見いだせない2月の初めにトレースした凹み。。でも、あなたのおかげで凹みペインティングをみつけたよ。

きりもいいし10人衆でいく。

あたたかいし、ゆっくりとでもしっかりとできた日。

あやちゃんが言っていた。

あやちゃんは次から次へと編み物の仕事を頼まれる。常に一定以上の品質だから。嬉しいのと同時に、一度でも妥協してよくないものができあがったら次からその仕事は他人のもの。

チャンスはいつも一回だけ。
失敗だけではなく気を抜いた仕事をしてしまうと、それは必ずクライアントに伝わってしまう。その人だけではなくそれをみた人達からも次の仕事は来なくなる。みんなが知っていることです。

でも逆に、自分の能力をつぎ込めたとき。というのは何年かかろうが、何かしらの形でつながっていく。

ぼくもそこは頭ではわかっていたが、最近実感した。

何を言いたいかというと、

けん、やれ、ということ。それだけです。

いつもブログがこういう風に自分へのエールになってしまいます。

ミートパイ
野菜麺
パセリどっさりペペロンチーノ
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by hecomi-study | 2010-03-27 04:36 | Comments(0)
2010年 03月 25日

はじまりはじまり

3月24日

いよいよ、HMRプロジェクト開始。

今日はHMRのディレクター、イングリッドさんの案内。彼女の旦那さんは、ぼくの最も気に入っている彫刻のひとつを持ってくれた人だ。

現場のボス、パトリックさんと初顔合わせ。BOORというロッテルダムの考古学チーム、日本の埋蔵文化財センターのような仕事をしている。

現場へ。イングリッドにも言われたが、ここに入るということはかなり特別なことらしい。

そして、なんと先日から知らされていたが、今回、この現場で10世紀ごろの農家の基礎と、かまどなどが出たのだ。

正直、ほんとに何かでてくるのかな、と思ったこともあったが、さすがは専門家、ずばりピンポイントです。

周囲数百メートル四方は3mくらいの深さで掘られており基礎作業をするクレーンやショベルカーでいっぱい。その中に十数メートル四方でさらに深く掘られた発掘現場がある。この発掘作業を続けられるのは4月23日まで。それが終わったら新築ビルの基礎工事のためすべての発掘物は埋められてしまう。この一角だけ施工がおくれてしまうので基礎工事業者の冷たい圧力が強いということ。

考古学チームは11人、みんな時間と体力との戦いで疲れきった顔をしている。もうすでに4メートル以上掘ってきた。ただ掘るのではなく、数センチづつ、掘った土は全て金属探知機で遺物がないかチェック。目標ではさらにこの十数メートル四方全体を2メートル掘り下げるという。

いろんな角度からねばったがまだ素人目には、かまどや基礎など遺物の形がはっきりみえてこない。

毎週メッペルから通うことにする。少しずつ信頼をつくろう。

なにはともあれ始まった。

ほっとして、ロッテルダムでの最後の仕事へ。

今現在、オランダではHMR CJIB(司法省) KiK 、3者のクライアントと仕事をしているが、実はもうひとつ、公式には誰も知らない実験をすすめている。

成長する凹み、グロウイング凹み、と呼んでいます。2008年の春にみつけた10×30cmくらいの小さな凹み。彫刻をつくってはめこみにいったが、いまいちしっくりはまらない。こんなことは今までになかった。自分の集中力を責めようともおもったが、よくみてみると凹みの形の方が変わっているのだ。地面の下に木の根があるのだろう。だったらもう一度トレースしよう、と始まった。2年間に期間を置いて5回同じ凹みをトレースし、今回が5ヶ月ぶりの6回目。70×65cmまで大きくなった。

切り抜いたトレースは重ねてみると等高線のようになる。

今日はトレース中に犬の散歩をしているおじいさんに好意を持って話しかけられた。(通常ははなから馬鹿あつかいされる)
ルノおじいさん曰く、この凹みねぇ、最初は小さかったのに毎日ほんの少しずつ大きくなっているんだよ。
なんと、この凹みの成長に気づいていたのはぼくだけではなかったのだ。ちょうど成長してきた5課程の写真があったのでみせてあげると大喜び。
夏にボートでベルリンに行くから会おう、ということになる。
ちょっと待って、ボート? 
ロッテルダムから川をさかのぼってベルリンまで行くらしい。

ヨーロッパにはこういう元気な老人がけっこういる。

すっきりしてメッペルへ帰る。

4時、我が家着。シャバもいいがここもいい。

買い物に行ったあと制作。

今日も凹みペインティング。時間は多くとれなかったが悪くはない。


トマトチーズハムサンド
トマトベーコンサンド
中華麺
コロッケパイ

3月23日

朝、隣町のツヴォル駅に行きピムと落ち合う。
凹みマップのため、印刷会社との打ち合わせ。一件の予定がピムのアイデアでもう一件も。
2個目の工場は美術館からレンブラントなど巨匠の画集も依頼されている、かなり専門的な工場。色合わせの際には、実際に巨匠たちの絵を美術館から借り出し、印刷機の横において色調整するのですって。

今回はピムに感謝。2個目の会社がぼくの心を射止める。見積もりが出るのは明日だが心は決まっている。

一個目に期待させたら悪いので早めにことわる。

長靴、ヘルメットを買う。

はやくロッテルダムに移動しなくてはいけないのに、みれていなかったピムのスペースで行われている展示、最後には家にまで。

電車で2時間ロッテルダムへ。
時間通りミリアムのギャラリーに着くが先客が。

チャンス、ちょっとでてくる、と言ってシャバへ。
撮影用の三脚を購入。ひとつ重いのをベルリンに持っているが、持ち運びに便利なやつが必要になった。気に入りました。

もどってミリアムと歴史美術館とのプロジェクト、(長いので今後HMRと呼びます、ヒストリカル・ミュージアム・ロッテルダムの略)の契約書をつくる。大きい仕事だし、明日から実際にプロジェクトが始まる前にお互いの取り分をはっきりさせておく。

ふたりともサインして乾杯。ミリアムは自分の主張がかなり通ったのでとても興奮している。その分たくさん働いてもらいます。(もうすでにかなりやってくれてます)

今日は7時からバッハのコンサートに行く予定のミリアム。
なのに6時40分からぼくと家族の分の料理を始めた。あーぁ、とみてると、なんとしっかり完成させてしかもおいしかった。

反抗期の息子は19歳、ロッテルダムのエラスムス大学で経済を専攻している。いつも、食事のとき(かれこれ20回くらい一緒に食べている)ミリアムと彼は険悪になるので居心地が悪いのだが、今日は彼がめずらしく、ぼくにしゃべりかけてきた。

けんのことが、ぼくの教科書にかいてあるよ、とかなんとか。

なんのことかわからないが、とりあえずみせてもらう。

すると本当だ。彼の受講している講義の教科書に
谷口顕一郎の場合というタイトルで、ぼくの収入や支出、お金の動きが図入りで説明されている。
さらに凹みの説明や最近のプロジェクトまで。

ミリアムも知らなかったし、これにはちょっとびっくり。

たぶん、あまりいないタイプの仕事のやり方だから、こういう人もいるんだよという、良いサンプルになるのだろう。

このやり方では将来行き詰まるよ、って教えられていたりして。

ホテルへ。最近は予約の電話で名前を告げたらOK。
顔パスで部屋へ。

休んでから、ホテルのレストランでビール。

蒸しベーコンエッグ
チーズパイ
サーモンクリームサンド
もやしとキノコとパプリカのサラダ
メロンと生野菜のサラダ

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by hecomi-study | 2010-03-25 18:23 | Comments(0)
2010年 03月 23日

タニシくん

3月22日

気持ちがなんだかあせる日だった。

制作、満点。

クリストフ青年から、司法省彫刻の重量計算データが届く。

500キロ弱。今の段階ではアルミニウムを使う方向。この結果をもとに4月1日、建築家サイドと施工方法を考えていく。

歴史美術館から正式なゴーサインがでる。明日さっそくロッテルダムへ。明日はミーティングだけ、現場入りはあさって。

なんだか、あやちゃんとの電話が唯一心休まる時間。
たくさんほめてくれるし、勇気づけてくれる。

女性って、そして、男ったら。

野菜サラダ、蒸しベーコンエッグ
中華麺
7種類の野菜入りペペロンチーノ

写真はミルク工場凹み11人衆のひとり、タニシくん。

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by hecomi-study | 2010-03-23 04:13 | Comments(0)
2010年 03月 22日

春をむかえるための発見

3月21日

寝坊して制作が始まったのは10時半。
疲れがたまったとかではなく、ただ布団のぬくもりの誘惑に負けちゃった。

とはいえはじめてみると、いい集中力。

もっぱら凹みペインティングの作成だが楽しくて仕方がない。

ぼくは絵画科の出身。
もちろん絵を描くのは好きだから数百枚は描いてきた。

ところがこの数年で描いたのはびっくり、せいぜい数枚。そのぶん興味が彫刻に移ったというのはわかるが、あやちゃんは危惧している。

彫刻というのは形をつくりあげて完成させるまでいろんな工程があって、ただの作業もたくさんある。だからこそできあがったものに力がでるのだが、その1ヶ月なり数ヶ月にひとつの形についてしか考えない。

簡単には比べられないがぼくの場合、絵を描く作業というのはその工程全てが造形行為に直結しているのです。

あやちゃんはライフワークとしてぼくに絵を描くことをずっと勧めてくれていたがなんだか気が乗らなかった。

でも今やっと取り組みたい絵をみつけた、という感じだ。

画面の中のどこに凹みの形を配置するか、色は、模様は、効果的にするには、などさまざまなドキドキがある。

ルールはただひとつ、使える形は凹みの形だけ。でもこのたったひとつのルールがあるからこそおもしろいのかもしれない。
なんだか燃えてくるし、自分の可能性を拡げるアイデアもでる。

ルールがないボクシングはただの喧嘩だし、ルールのない音楽はただの雑音。
ルールのない食べものはおいしくないし、ルールも主張もない生活はただのヒッピーかパンクだ。
美術にはルールがない、という人もいるがとんでもない、そういうなんでもありという考えが今の現代美術作家を混乱させているのです。
ルールはあります。もしくは自分でつくりあげるのです。

ルールのない自由なんていりません。そんなのはただの混沌と怠惰。もしくは若い頃のぼく。もう、戻りません。

みそ汁ごはん
チーズパイ ルッコラとレタスのサラダ
牛肉のボロネーゼパスタ
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by hecomi-study | 2010-03-22 03:09 | Comments(0)
2010年 03月 21日

今できないでいつやるの

3月20日

ロッテルダムのミリアムからお祝いのメール。
とはいえ、まだただの始まり。丁寧に信用をとりもどす。

10時までだらだら。

そのわりに制作をはじめてみると90点。

気分転換に工場へトレースに。

これで、予定ではあと2つの凹みをトレースすると完了。

凹みマップのデータ入稿期限は4月6日。今回はA0サイズ1000部。

うん、仕事量を考えるとちょっとぞっとする。

ぼくの春は4月の13日まで来ないのだ。

カレーライス
卵かけごはん
野菜のペペロンチーノ

写真はお気に入りの凹みの一部

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by hecomi-study | 2010-03-21 03:22 | Comments(0)
2010年 03月 20日

スズメにまで

3月19日

朝,歴史美術館への書類作成。今度はどうかな。すでに何度もやりなおしている。

庭に出たら子育て中のスズメに威嚇された。
けっこう迫力がある。ぼくも落ちぶれたものだ。

外はむっちりと肥料のにおい。なんだかむせ返るような、でも栄養分が濃厚そうなにおい。

今日は金曜日。ディレクターのピム、恒例の訪問。(チェック)
しっかりとやってますよ、アピール。いろんなものをみせる。
司法省への彫刻マケットは2階に隠してあるので安心。
と、油断していたらいきなりロフトの2階に上がられて発見されてしまう。

けん、これ何? 彼がぼくの顔をゆっくり見つめる。

いやぁ、それは、、ぼくは口ごもる。出来の悪い生徒みたい。

そしてピム。「これも4月の展覧会で展示しようよ!かっこいいぞ」 ええ、そっちですかっ。
なんだかすごく喜んでくれたようだ。

いや、でも司法省に許可とらないと、、、。というぼくの話しも聞かないで盛り上がっている。

展示するかはわからないが、何はともあれよかった。

でも、ぼくだって本当はこそこそしなくてもいいのです。ぼくを招聘したディレクターマリアンには他の仕事をすることについて、しっかりと許可をもらっているし、彼女の後釜であるピムもその話しは知っているのだから。

もっとどうどうとしていればいいのかな。

凹みマップの打ち合わせ。

制作、60点。

今日は日本のカレーライス。ベルリンを発つ時にあやちゃんがルーを持たせてくれた。
オランダの草付き人参は本当においしいので人参と牛肉カレー。

一日の最後に歴史美術館から連絡。
オランダ語なのでまだよくわからないが、とにかくうまくいったようだ。

ビールで乾杯。ひさしぶりにミキおちょこで飲もう。

蒸しベーコンエッグ
ピザパン
にんじんたっぷりビーフカレー
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by hecomi-study | 2010-03-20 02:52 | Comments(0)
2010年 03月 19日

ノヴァロッテ

3月18日

制作、30。

昼にコーディネーターのエスターさんがロッテルダムから来てくれる。
4月の建築家と司法省へのプレゼン内容の打ち合わせとチェック。

とてもスムース。新しいマケットをすごく気に入ってくれる。
細かいことはあるが、これなら4月のプレゼンも問題ないね。

ひとつすっきり、したら今度はロッテルダムのミリアムから数度にわたる電話。
やはり少し面倒が起こる。

ここでロッテルダム歴史美術館との仕事について説明します。

彼らはロッテルダムの歴史をいろいろな手法で展示してみせている美術館。
空爆でほとんどの文化遺産を破壊されたロッテルダムは表面からみると歴史のない街に思う人も多い。でも、もちろん脈々と受け継がれた歴史がちゃんとあります。普段は目につかないそういう物事をわかりやすく、興味深くみせてくれる。

そして彼らが目をつけたもの、
巨大新築ビルを建てる際の基礎工事。これはとても深く穴を掘らなくてはいけません。
この穴から数多くの発掘品を得ることで歴史を読み取っていく、という仕事も美術館の経営と同時に進めています。

そして今回、ノヴァロッテというかつて存在していた川の箇所を基礎工事のために掘ることになりました。もちろん歴史美術館の研究員たちにとってはよだれの出そうな話し、今回はロッテルダムの考古学研究チームと組んでより丁寧に歴史を読み取っていく。

でも、ただそこにある埋蔵品を美術館で陳列しても興味深い展示にはならない。
何かおもしろい切り口はないか。これが一年前。

そして彼らは、凹みを研究している日本から来た美術家に興味を持つ。発掘現場で発見した埋蔵品の形を彼の手法で彫刻化できないものか。それができれば、ロッテルダムの歴史を全く違った切り口から紹介できる。

ということでご対面。

打ち合わせを重ねて、いくつかのプランを提出しましたが、結局、展示室に大きな彫刻をつくることで今に至ります。(今はみえないその川の、かつての流れを辿れる凹みマップをつくるという案もありました。アイデアのオリジナルは札幌の中森さんでした)

予想される発掘物は、9世紀から12世紀にかけての木造ダム壁やその基礎の部分。ロッテルダムがこの名前になったゆえんの事物です。
もうすでに十分な穴を堀り、すでに考古学チームは発掘作業を進めています。ぼくにも昨日やっと現場に入る許可がおりたのですが、
なんと、
ぼくがつくって美術館側の承諾を得ないといけない予算書がまだできていないのです!(これが終わらないとプロジェクトの公式なスタートはきれない、現場に入れないのです)

恒例の言い訳タイム(持ち時間2行)
みなさんも想像できると思いますが、発掘現場から何が出るかは誰も知りえません。ヘビがでるかもしれないし、幻の文明都市の遺跡が出るかもしれません。どんな規模のどんな形かがわからないのにどうやって完成作品のことを考えられますか。

素材の加工業者さんだって形がわからないと見積もりは出せません。
結局、仮の形を設定して見積もりをとっていますが、とにかく想像しているよりも時間がかかる。物によっては2ヶ月くらい待たされたりもした。

全てはぼくに、ぼくの見通しの悪さに責任はあるのですが、
でもこうやって自分の言い訳を書いたおかげですっきりとするのです。つきあってくれたみなさんには申し訳なくおもっています。

美術館側の承諾まではあと少しのところまで来ています。

早く現場に入ることができますように。そして大どんでん返しがありませんように。

そんな凹みプロジェクトです。

ちなみにこのプロジェクトの成功を祈って、ベルリンの家にノヴァロッタちゃんと名前をつけた鉢植えを買いました。あやちゃんのお気に入り、かわいがられているのでものすごく増えています。

蒸しベーコンエッグ
大盛り野菜サラダ
サラダ 野菜ペペロンチーノ

写真は視察時の別の現場です。

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by hecomi-study | 2010-03-19 03:04 | Comments(0)
2010年 03月 18日

メッペルサファリパーク

3月17日

制作、ほぼ100。

今日も工場で65歳のリチャードさんと出会う。
今日は一転、自然の話し。ぼくがこの近くの国立公園に行ったよ、といったらあそこもいいけど、おれの故郷もまたいいぞ。という感じで、お互いの国の動物自慢になった。
ぼくのターン、美しく流れのはやい清流や国土の70%を占める山地、切り札は日本の美学そのもの、丹頂鶴でどうだ。

リチャードのターン、俺の国にはライオンの群れと一匹で闘った雄のバッファローがいたんだ。24匹もライオンを殺したが最後は自分も命果てたんだ。もちろん本当の話しらしく今度その地獄絵図のような写真をみせてくれるとのこと(彼が実際にみたわけではない)。

こういう人と張り合ってはいけない。

故郷ではリチャードは川から最低でも2m離れて釣りをする。
もちろん、クロコダイルよけだ。子供の頃、彼は6m以上もある大物もみたことがあるらしい。一度人を襲った時に銃弾を目に受け片目になったという付近では有名な個体らしい。なんでも残った片目はなぜか赤く光るらしく、夜それを水の中にみつけると村のみんなは岸からひきあげるんですって。

子供をワニから守って、自分が食べられてしまった老人の話しもあった。

でもクロコダイルより恐いのはカバ。特に肉を食べるわけではないのに、とても攻撃的ならしい。大きめのワニと比べても数倍の体重があるのでその分暴れられたら被害が大きいのかな。

そして、
こんなに怖がらせておいて最後は、一度行って来なよ、ですって。

ブロッコリーのカップスープ ミートパイ
野菜オムレツ
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by hecomi-study | 2010-03-18 02:43 | Comments(0)