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2016年 06月 18日

迷鳥

6月になりました。
ベルリンはけっこう薄ら寒く、
でも気持ちよく過ごしています。

4月と5月の箇条書き(まとめちゃいます)

近くの公園で、
シロビタイジョウビタキを見つける。
しかも彼らを辿ってその巣までみつける。
(ちなみに日本では迷鳥でまれにみられるくらい)
すげぇー、初めてみたーっと、興奮していると、
そこに仕事帰りのあやちゃんが通りかかる。
塀の向こうをのぞき込んだり、すごい不審者ぽかったよ、
と言われ、我にかえる。あぶねぇあぶねぇ。



コペンハーゲンの搬出、
一言で印象をまとめると、、、
はい、
地獄でございました。
詳しく書くのもめんどうなので、はしょります。
誰が悪いという訳ではないのだけど、僕とデンマーク人とは何かが噛み合わないらしい。(というかドイツ人もアメリカ人もみんなかなり怒っていた)
コペンハーゲンからベルリンまで、ティモというベルリン在住のナイスガイと10人分の作品を積んで車で帰ってきたのだけど、彼と出会えたことが救いです。意気投合しそうです。



さて、肝心の制作の方は、、、
ここ半年くらいで取り組んでいる、造形の改革、なんとなく形になりそうだけど、、まだまだ遠い。もう少しやらせてみてください。何かが出ると思います。
止まらないこと。
ダンス、ダンス、ダンス。踊り続けること。
いや、そんなかっこよくないな。
もがき続けること。
うん、こっちの方がしっくりくる。
とにかく廻っているものを止めないで。

あと、来年はアメリカに行きたいな、と思っていたのだけど、応募していたプログラムがだめだった、、、ふう。
しょうがないので、
今は自分に集中する時なんだな、と言い聞かせています。

みきさん主催で、ここのところ3回くらい我が家でオープンアトリエに挑戦しているのだけど、これがけっこう楽しく、そして勉強にもなっている。自分の作品を違った視点から見ることができるというか。
でもやりすぎてもだめだろうな。



宇部のときわミュージアムでの展示

無事に終わりました。
会場の写真を撮ってもらったのだけど作品が愛されているのが伝わります。

僕は一切、手を出していないのに。
あれ、もしかして僕が手を出さない方がうまくいくのか?
それもまたいいのかもしれません。

下の写真は、凹みワークショップをやった小学校の生徒が、偶然、はちあわせた他の小学校の生徒に、自分の作品を説明しているところです。
なんて堂々としているのでしょう。美しいです。

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ロンドンのアートフェア
張り切り過ぎて、でかいのをつくっていたのだけど、さすがにそれは大きすぎると却下された。
もうほとんど切り出してしまっているし(あやちゃんが)、もう少し早く言ってくれればいいのに。
おかげで中くらいの大きさのやつにギュッと集中できたのでかえってよかったのだけど。

さあ、泣いても笑ってもロンドン。
宿にも恵まれたし(登録されている普通の民家に泊まるAIRBNBというやつを初めてやってみた)、いろいろと楽しめたと思う。

バルセロナのギャラリストは、
ジョージクルーニーを悪そうな顔にしてちょっと肉付けした感じのホセアントニオ、ギリシャ彫刻の完璧な黄金比をそのまま顔に取り入れたのは出品作家のネイ、
この二人が喋っていると、一昔前の映画のシーンを観ているようでドキドキする。

誰がどうみても、魅力的な、
が、しかし、何度か一緒に飲んでみてわかったのだけど、この二人のナイスガイ、酒が入ると、とてもたちが悪いことが発覚する。(ネイはベルリンの我が家にも来て一緒に飲んでいるのだけどその時から片鱗はあった)
いやー、とにかく、、からむからむ、ウェイトレスさんや隣にいた人、誰彼かまわず、あまり気の聞いていない冗談を何度も、しかもスペイン語で押し付けていく。(ここはイギリスです)
からまれたたくさんの方々、心から同情します。

ホセアントニオなんか、毎晩あちこちのバーを渡り歩いたあげく、最終日にはアートフェアの一番えらいディレクターさんを呼びつけて、「なんでこんないい作家たちを連れてきているのにもっと売れないんだっ、もっと努力しろ」と説教していた。(もちろんスペイン語で)
僕たちにも、もっと努力できたところはあるんじゃないか、、とはとても言い出せなかった。
ディレクターさん、これに懲りずに頑張ってください。同情します。
でもとにかく、いいも悪いも一緒に経験して、それぞれの持ち場で闘えた、というのはいいことです。
こういう風にしてしか、本当の友情って生まれないのかも。

ロンドンで学んだこと、
彼らを敵にまわすな、ということ。

フェアの結果は、まあ可もなく不可もなく、という感じでした。
(本当にそれしかいいようがない)(ちょっとだけ可の方が勝るかな)
それだけでもありがたい、と思うようにします。

写真はネイと後ろ向きなのがホセアントニオ。

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嫌いな国
世界にはいろんな国があるけど、
一番行きたくない国をひとつ挙げて、と言われたら、
ぼくは迷わずメキシコを挙げます。
ニュースをみていると、殺人事件数とその残酷さが桁違い。
ほとんどは麻薬抗争におけるものらしいけど。
あと上流家庭の子どもを誘拐して身代金を要求するというのも日常茶飯事。
そんなところ、絶対行くものか、と思っていました。

が、しかし、ここに来てメキシコシティにあるギャラリーとつきあいが始まることになりそうで、
本当にありがたいのだけど、でもなんだか怖いしドヨーンと悩んでいたら、
あやちゃんがすかさず、わーい楽しそうだね、
あたし、絶対にマチュピチュに行きたい、行きたい。
ユカタン半島の料理もすごく、おいしいらしいよ。
あと、タパス、タパスっ、、あの辛いやつ、、
などなど強気で推してきます。

(いやーでも、、、
でもね、、、
マチュピチュってペルーじゃなかったっけ?
あとユカタン半島だってメキシコシティからは相当離れてるぞ、うん、1000キロくらいは離れてる、、、、、、、
そして今さら言いにくいんだけど、、
メキシコはタパスじゃなくてタコスだと思う)

これは女性の強さなのか。
それともあやちゃんの天性なのか、
既成概念にとらわれない、ていうか。
ぼくはちっぽけな情報に振り回されているだけなのかもな。

うーん、
あんまり考えてもよくわかんないし、今は出来ることをやっとこ。




凹みスタディ 公式ホームページ
kenichirotaniguchi.com
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by hecomi-study | 2016-06-18 00:09 | Comments(0)


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